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パナソニック、ヘルスケア向け「TOUGHBOOK」を発表!

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ヘルスケア向けタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK CF-H1」
  • ヘルスケア向けタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK CF-H1」
 インテルとパナソニックは6日、医療現場における業務効率の向上を支援するヘルスケア向けモバイルパソコンの事業化において協力すると発表した。

 パナソニックは「インテルモバイル・クリニカル・アシスタント(MCA)」を基盤としたヘルスケア向けタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK CF-H1」を発売する。

 インテルAtomプロセッサーを搭載したTOUGHBOOK CF-H1は、医療現場からの要望を取り入れ、クリーニング機能を強化しているのが特徴。徹底的に拭きやすさにこだわった作りや、クリーニングお知らせ機能も搭載されている。Wi-FiやBluetoothによる無線通信で病室やナースステーションなど院内のさまざまな場所からデータにアクセスしたり、内蔵カメラによる患者の撮影やRFIDリーダーやバーコードリーダーによる薬剤・処方箋の管理などが可能となっている。また、消毒薬にも腐食しない耐薬品技術なども盛り込まれている。CF-H1は、欧州、米国、日本のそれぞれの市場で順次発売していく予定だ。

 また、東京都世田谷区の国立成育医療センターなど医療機関の協力を得て、TOUGHBOOK CF-H1の導入実験を実施する。今回実施される実証実験では、TOUGHBOOK CF-H1導入による医療スタッフ業務の効率化および信頼性の向上を計測、医療IT環境に求められる要件を検証する。具体的には、無線LAN環境下におけるIP音声コミュニケーション、生体計測器とCF-H1のBluetoothを介した活用、TOUGHBOOK CF-H1とナースコールを用いた高機能な看護支援システム、バーコードやRFIDを用いた認証の活用などが予定されている。

 また、両社は医療業界やソリューション・ベンダーとの連携を強化、MCAの機能とテクノロジーを利用した医療用ソフトウェアやソリューションの開発を支援し、医師や看護師の業務の効率化と信頼性の高い医療行為の提供を支援していくとしている。

 同製品については別記事でも詳解していく予定だ。
《富永ジュン》
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