新開発のリカバリ機能を搭載して信頼性向上・開発コスト低減を実現した「Windows Automotive 5.5」 | RBB TODAY
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新開発のリカバリ機能を搭載して信頼性向上・開発コスト低減を実現した「Windows Automotive 5.5」

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 マイクロソフトは4日、車載情報端末向けソフトウェアプラットフォーム「Microsoft Windows Automotive 5.5」の提供を開始した。

 Windows Automotive 5.5は、Windows CE 5.0をベースとして車載情報端末向けに信頼性を向上させたソフトウェアプラットフォームで、HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)ソリューションの実現に注力されている。これまで個別に提供されていたシステムモニタリングツールや統合エラーハンドリング機能に、新開発のリカバリ機能「Ready Guard」を加えて集約化し、堅牢性が高い、高信頼性プラットフォームを実現したほか、起動の高速化やサブCPUの縮小化による開発コストの低減も行われた。

 また、次世代UI開発フレームワークの先行評価用として、Automotive User Interface Framework(AUIF)のテクニカルプレビューの提供も行われる。テクニカルプレビューでは、これまでのWindows Automotiveで提供してきたAutomotive User Interface Tool Kit(AUITK)をベースにWindows Vistaの技術やステートコントロールを取り入れ、従来型のHMIに加えて、次世代タイプのHMIも視野に入れた開発が行えるようになった。

 さらに、Windows Automotive 5.5の発表に合わせて、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンとルネサステクノロジから、Windows Automotive 5.5に対応したBSP(ボードサポートパッケージ)が出荷されたことも明らかにされた。
《富永ジュン》
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