マイクロソフトとニコン、特許クロスライセンスに合意〜デジタル画像技術での協力関係を強化 | RBB TODAY
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マイクロソフトとニコン、特許クロスライセンスに合意〜デジタル画像技術での協力関係を強化

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 米マイクロソフト コーポレーションとニコンは29日、特許のクロスライセンス契約を締結したことを発表した。

 本契約は、ニコンが開発するデジタルカメラ、ならびに両社が製造、販売するその他の広範な消費者市場向けの製品を対象にしたもので、両社の現行製品ならびに将来製品の開発を促進するのが目的とのこと。両社は、無線機能付きカメラやRAWデータ処理技術分野での協業進めており、今回の特許クロスライセンス契約も、デジタルカメラ等の消費者向け製品に貢献するであろう見込みだ。

 なお契約の調印は、米国ワシントン州レドモンドのマイクロソフト本社において両社の代表者により行われており、マイクロソフトがニコンから支払いを受けていることが明らかにされた。ただし、個別の財務条件などの契約内容については非公開となっている。

 ニコン取締役常務執行役員知的財産本部である富野直樹氏は、「ニコンは、写真技術の先駆者として業界をリードし、お客様に革新的な技術をお届けし続けていきたいと考えています。本契約は、我々のマイクロソフトとの長期間に渡る協力関係を自然な形で延長したものであり、我々は今後も協力関係を継続し、市場に魅力ある新しい製品を提供できることを楽しみにしています」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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