「北京オリンピック中止!」そんなタイトルには絶対注意!〜シマンテック月例スパムレポート8月号 | RBB TODAY

「北京オリンピック中止!」そんなタイトルには絶対注意!〜シマンテック月例スパムレポート8月号

 シマンテックは8日に、「シマンテック月例スパムレポート」8月号を発行した

エンタープライズ その他
オリンピック中止、オバマ氏の不倫など攻撃スパムの題名例
  • オリンピック中止、オバマ氏の不倫など攻撃スパムの題名例
  • 第3次世界大戦スパム
  • 自然食品の攻撃スパムの例
  • バイリンガルスパムの例
 シマンテックは8日に、「シマンテック月例スパムレポート」8月号を発行した。

 8月号では、米大統領選挙や北京オリンピックに便乗したスパム、第3次世界大戦でっちあげスパム、栄養食品で「お金」を減らすスパム、Microsoft POP3 ユーザデータを狙うフィッシングメール、バイリンガルスパム、ドラッグやアルコール依存のリハビリを提供するスパム、8月の経済動向スパムなどが紹介されている。なお全送信メッセージにおけるスパムの割合は平均78%を占め、1年前(2007年7月)の66%より12%増加していることから、スパム攻撃者が依然とスパムキャンペーンを実施していることが伺える。

 最近のスパム攻撃は、「北京オリンピック中止」「オバマ氏、不倫を認める」など、受信者が開封したくなるようなセンセーショナルなタイトルを使い、メッセージを開くと、マルウェアをホストしているWebサイトへ誘導しコンピュータをウイルスやトロイの木馬に感染させようとする。なかでも7月にシマンテックが確認した例としては、正規のWebサイトが、この種の攻撃でマルウェアをホストするために、ハッカーによって乗っ取られ利用されている事例が存在したとのこと。

 同種のものとして、「第3次世界大戦の幕開け」「米兵士がイラン占領」「米国とイランの交渉の結果、戦争へ」といったタイトルで、米国のイラン侵略によって第3次世界大戦が始まったと主張するスパム、あるいはマイクロソフトがアカウント情報を確認すると見せかけたスパムが確認されている。

 一方で、スパムの攻撃手法トレンドの中には、大衆文化を真似たものがあり、最近は「自然(ナチュラル)」な栄養食品がよく取り上げられている。このスパムは、有名なニュース番組とテレビ局のロゴを使用し「自然食品で減量できる」「無料で試せる」という広告に見せかけている。しかし、別ページに小さな文字で記載された注意書きを読むと、無料とは程遠く、受信者は毎月74.95ドルを支払うことに同意する、ということになる、という、ワンクリック詐欺となっている。

 また最近のもので英語で書かれた文章を機械的に和訳した「バイリンガルスパム」も登場している。なかには日本語など多国語に対応するものもあるとのこと。

 シマンテック月例スパムレポート全文(英語版、日本語版)を希望する場合は、symantec.pr@bm.comまでメールで申し込み可能だ。
《冨岡晶》

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