楽天とUSENは2日、コンテンツの相互提供に関する業務提携を拡大することを発表した。 楽天とUSEN はこれまでもコンテンツの相互提供を行っており、2001年11月に両社の合弁会社であるショウタイムを設立し、有料動画配信サービス「ShowTime」に加え、楽天にて「楽天VIDEO」、USENにて「GyaO@ShowTime」を展開してきた。 今後は「GyaO」にて「楽天市場」商品の情報提供を開始するとともに、「GyaO」サービスを楽天グループのサービス内にて展開する。今回の商品情報提供サービスの取り組みにより、両社はあらたなユーザー層の獲得と顧客満足度向上を図りたいとしている。 まずUSENが運営する完全無料ブロードバンド放送「GyaO」にて、「楽天市場」商品の情報提供を開始する。楽天が「楽天ウェブサービス」を利用した売れ筋ランキング情報をUSEN向けに新設し、約2,400万品の商品の売れ筋情報をUSENへ提供、GyaOで見ている動画のジャンルにあわせた旬の売れ筋情報が同時に表示される。 また、「GyaO」より「楽天市場」をはじめとする楽天グループのサービス向けにコンテンツ提供を行い、今秋を目処に「GyaO」サービスを楽天グループのサービス内にて展開する予定とのこと。今回は有料動画モデルに続き、広告モデルでの業務提携となる。