ソフトウエアの終焉は共通のビジョン——Google連携でセールスフォース
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会場ではデモも行われた。Gmailと連携しながらSalesforeceのなかに見込み客とのやりとりの履歴残すようすや、GoogleDocsを使って顧客へのプレゼンテーションを作成する流れが紹介された。詳しくは【ビデオニュース】で紹介しているが、単にプレゼンテーションを作成するのではなく、他のユーザードキュメントを共有しながらGoogleTalksを使って提案書を完成させていくというものだった。また、Googleカレンダーとの連携ではSalesforceのカレンダーとの同期が紹介された。同期タイミングは何時間おき、何分おきと自由に設定ができることも紹介された。
質疑応答では「マイクロソフトをはじめ、ライバル社もSaaSビジネスを始めようとしている。ライバルがSaaSをはじめた時に驚異になるのではないか?」との質問がとびだした。それについてジョージ・フー(George Hu)氏は、企業がフォーカスしている分野が重要であり、その部分が強みになるとして次のように話した。「大企業であるマイクロソフトは検索サービスをはじめたが、検索サービスにフォーカスしていたGoogleが勝利した。また、マイクロソフトはZuneを投入して勝利するかと思ったが、音楽という分野にフォーカスをしたアップルがiPodやiTunesで成果を収めている。Salesforece.comはSaaS、CRMに注力してきた唯一の会社で、そこでリーダーシップをとってきた。今年は10億ドルの売上を見こんでいる」と、市場での優位性は変わらないとの見方を示した。
2008年夏には、「Salesforce for Google Apps, Supported」を開始する。オプションで、セールスフォース・ドットコムから、Google Premier製品を購入可能になり、エンドユーザーのサポートはセールスフォース・ドットコムが行い、請求とプロビジョニングも一元管理する。料金は1,260円/月(現在のレートで換算)。
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