富士通、新モバイルハンディ「TeamPad7500Ws」「Patio300」を発売〜発注・集金業務向けターミナル
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量販店・コンビニエンスストアなどの発注業務向けに「TeamPad(チームパッド)7500Ws」、水道/電力/ガスの検針・集金業務やルートセールス向けに「Patio(パティオ)300」を発売する。
「TeamPad7500Ws」は、量販店などの店舗内において、商品一覧などを参照しながらタッチ操作で発注業務を行うのに適した大画面モデル。最新CPU Marvell PXA320(624MHz)を採用し、従来機比 約2倍となる処理速度の大幅アップを実現した。1GBのFlash ROMを内蔵し、より多くの業務データを格納することが可能とする一方で、サーバ上のアプリケーションをWAN経由で利用できるシンクライアント環境の構築が可能となっている。受発注管理システム「RETAILFlow(リテールフロー)」、「MINDEOB(マインドイーオービー)」と連携することが可能。
「Patio300」は、検針・集金作業員などの疲労・負担を軽減する小型軽量化設計の他、耐環境性・セキュリティ面も考慮することで安全性・運用性を高めた機種。長時間屋外で携帯するケースの多いルートセールスや、明細書などの発行が必要な水道、電力、ガスの検針業務に適したモデルとなる。持ち手部分をスリム化し、従来機比10%以上の軽量化となる約480gを実現した(ロール紙除く)。印字についても、従来機から30%以上早い毎秒32行の印字速度を実現し、さらに、TrueTypeフォント印字にも対応し、印字品質を向上させた。「Patio300」とセキュリティ専用キー(オプション)が無線で通信し、離れて電波が届かなくなるとロックが掛かり操作できなくなる機能も搭載され、置き忘れなどによるデータの情報漏えいが防止される。上下水道料金管理システム「AQUASTAFF(アクアスタッフ)」などとの連携が可能。
販売価格および出荷時期は、TeamPad7500Wsがオープン価格で4月上旬出荷、Patio300が24万3000円〜で5月末出荷となる。
なお、3月4日〜7日に開催される第24回流通情報システム総合展「リテールテック・ジャパン 2008」(東京ビッグサイト)の富士通ブースに出展される予定。