三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は19日に、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)/H-IIAロケット14号機の打ち上げを2月23日以降とし、準備作業を進めることを発表した。 衛星ロケットの打ち上げについては、ロケット第2段姿勢制御用ガスジェットスラスタ装置の不適合のため延期されていたが、問題となった推進剤のタンクを16日に交換完了。18日までの不適合に関する調査状況ならびに交換作業結果を踏まえ、あらためて準備作業の開始となった。 ロケット本体は組み立てたままで、交換は行われたが、各種点検や再打ち上げのためのスケジュール調整が必要なため、打ち上げが23日以降のいつになるかはまだ確定していないとのこと。作業の実施状況を踏まえ、決定次第公表される予定とのこと。