独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は10日、優れたソフトウェア・プロダクトを表彰する「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2007」の受賞プロダクトを発表した。 ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーは、ソフトウェアの開発意欲を高め、良質なソフトウェア製品の供給を充実化し、市場の拡大および充実を促進することを目的、優れたソフトウェア・プロダクトを表彰する制度で、今年で第19回目を迎える。 今年度は75プロダクトの応募の中から8プロダクトが選出され、グランプリにはOKIの「組込用顔画像処理ミドルウェア FSE」が輝いた。「FSE」は純国産である顔画像認識技術をベースに顔検出、特徴点抽出、個人識別を高速に処理するミドルウェア。携帯電話サービス「顔ちぇき 〜誰に似てる?〜」にも使用されている。 そのほかの7プロダクトは、産業・企業・行政分野としてソフトアドバンスの3Dプレゼンテーションソフトウェア「prezvision」(プレジビジョン)、日本電能の「Intellino(インテリーノ)」、電通国際情報サービス「RiskTaker(リスクテーカー)」、安心・安全分野としてソリトンシステムズの「SmartOn」、システム・基盤分野としてProject Amateras「Amateras」、NTTデータの「Hinemos − オープンソースの統合運用管理ツール −」、コミュニティーエンジンのリアルタイム通信アプリケーション用ミドルウェア「VCE」が選出された。 なお「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」の表彰式は10月30日に明治記念館にて開催の予定。
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