ジュニパーネットワークスは9日、統合型アクセス・コントロールソリューション「UAC2.1」を発表した。販売は10月末より開始される。価格はオープン。 UACは、ポリシー管理サーバ「インフラネット・コントローラ4000」、ならびに「インフラネット・コントローラ6000」とエンドポイント・ソフトウェア「UACエージェント」を連携させることにより、ユーザーのアクセス、およびエンドポイント・ポリシーのアセスメント、ダイナミックな認証ポリシーの設定と管理、ロールベースによるアプリケーション・アクセス・コントロール、ネットワークとアプリケーションの可視性や管理などが可能なソリューション。今回発表されたUAC2.1は、2006年11月発表の「UAC2.0」のソフトウェアをアップグレードしたバージョンとなる。 新バージョンでは、同社の「IDP」プラットフォームを採り入れることにより、レイヤー2から7までのアプリケーション・トラフィックの可視性と監視機能を強化したほか、ユーザーID、およびロールベースでのアクセス・コントロールが可能なID対応のプロファイラーの導入、プリンターやIP電話などのエンドポイント端末のアクセス・コントロールをサポートしている。また、Shavlik NetChk Protectと連携することでユーザーのパッチ適用状況をリアルタイムに監視しながらのアクセス・コントロールができる。