HOYAは7日、TOB(株式等の公開買付け)で、ペンタックスの発行済み株式の50%以上を取得したと発表。これにより、ペンタックスは8月14日付けでHOYAの連結子会社となる。 両社は2006年12月、経営を統合することで基本合意。しかし、2007年4月にペンタックス内部で経営統合に対する抵抗の動きが出て、いったんは合併を断念。当時のペンタックス代表取締役社長執行役員の綿貫宜司氏が6月に社長を辞任したことを機に、再び統合へと向かった。 HOYAは5月31日にペンタックスを子会社化することを発表。7月3日から8月6日まで、1株当たり770円でTOBを実施した。今回、HOYAが取得した株数は発行済み株式127,925,007株の90%以上にあたる122,703,867株。筆頭株主となった。