同社は、2005年12月に世界初のグリッド技術を応用した「オンデマンド配信システム」(CDGシステム、Contents Delivery by Grid)の開発を実現し、さらに現在では「IPストリーミング放送システム」の技術開発も進めており、「D-Stream」の提供と運営を通し、これら「次世代デジタルコンテンツ配信システム」の実証実験を行うのが狙い。既存の配信システム(サーバクライアント方式)では困難を伴う「多数のユーザーへの大容量コンテンツの配信」を低コスト、かつ高セキュリティで行うことができるが、多数ユーザが同時視聴するピーク時でのシステム運用などを、実際の環境で実証する。