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セカンドライフブームにユーザーは疑問?

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 7月13日に日本語β版がリリースされた仮想3D空間「セカンドライフ」についての意識調査の結果をアイシェアが発表している。
 
 この調査はCLUB BBQ会員585人を対象に行われたアンケート結果をまとめたもの。回答者の男女比は男性が51.3%、女性が48.7%。
 
 同調査によると「セカンドライフを知っている」と答えたユーザーは63.9%。知るきっかけは半数以上が「雑誌・テレビ」で、次いで「ネット」。知人や友人からといった口コミで知ったユーザーは2.4%にとどまった。
 
 高い認知度の一方で、「これからセカンドライフを始めるか?」という質問に対しては76.4%が「今は興味を持っていない」と回答。理由としては「周囲にやっている人がいないから」「PCに高いスペックが必要そうだから」「始め方がわからない」といった回答が並んでおり、まったく関心がないというよりは、時期尚早というのがユーザーの感想のようだ。
 
 また、セカンドライフ経験者は3.8%で、始めたきっかけは「話題になっているから」がトップで72.7%。次いで「新しいことだから」が59.1%となっている。セカンドライフをやってみた感想としても「何をすればいいかわからない」「動作が重い」といった意見がそれぞれ過半数を超えている。
 
 こうした調査結果について同社は「話題先行で関心は高いが、参加には興味がないという“ねじれ”が起きている」と分析。1996年に書かれたクリフォード・ストールの「インターネットはからっぽの洞窟」を引き合いに、ブームが逆にユーザーを冷静にさせている状態なのではないかとしている。ただし、今後に期待するユーザーは65%を超えており、ポテンシャルはあるとみているユーザーは多いようだ。
《小林聖》
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