ノベル、アジア太平洋地域でLinuxコミュニティ「Novell Linux Champions Club」を発足 | RBB TODAY
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ノベル、アジア太平洋地域でLinuxコミュニティ「Novell Linux Champions Club」を発足

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 ノベルは17日、Linuxコミュニティ「Novell Linux Champions Club」の欧州における成功を受け、アジア太平洋地域支部を発足したと発表した。同クラブは、ノベルの戦略的パートナやその提携関係にある人々の間にLinux提唱者のコミュニティを構成し、最終的にはアジア太平洋地域においてLinuxフレンドリーなエコシステムを構築することを目的としているという。

 同クラブのメンバーになると、同社の「SUSE Linux」ソフトウェアやサポート資料のほか、アジア太平洋地域やSUSE Linuxのルーツであるドイツにおけるプリセールス、コンサルティング、エンジニアリング関連のノウハウが簡単に利用できるようになるという。

 また、最新技術情報のほか、特訓トレーニングや共同ワークショップ、製品説明といったLinuxに関連した案内情報、「Novell SUSE Linux Enterprise」の最新版を定期的に送付。さらに、「Novell Certified Linux Professional」(NCLP)や「Novel Certified Linux Engineer」(NCLE)といった、Linux認定を受けたいメンバーに対するサポートも提供するとしている。

 なお、定期的なワークショップや値引きといったメンバー向け特典は今後も追加するとしているほか、IBMが戦略的パートナとして初めてアジア太平洋地域におけるメンバーとなったことを発表しており、まもなくさらに多くのパートナーが参加すると予測している。

 今回のクラブ発足について、アジア太平洋地域アライアンス担当副社長である平野正信氏は、「多くのお客様は、『アジア太平洋地域のITコミュニティにはLinuxのエコシステムが存在しない』という認識を持っています。こうした認識は正しくなく、Novell LinuxChampions Clubはこのエコシステムが各地で標準化されることを目指しています」とコメント。さらに、「最終的にわれわれが望むことは、Linuxで実現できる最高の成果を企業へ提供することであり、本クラブを通じてそれを直接的あるいは間接的に行えるのです」と締めくくっている。
《村上幸治》
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