ステラクラフト、Linux環境で実現する検疫ネットワークソリューション | RBB TODAY
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ステラクラフト、Linux環境で実現する検疫ネットワークソリューション

エンタープライズ その他
 ステラクラフトは15日、同社のRADIUS認証サーバ「Enterpras Std」シリーズと、ヌリテレコム社が開発・販売する統合運用管理ソフトウェア「NASCenter Net-ADM」との連携ツールを組み合わせた「Enterpras Std for Net-ADM」を発売した。価格は50ユーザ版で45万円からとなっている(NASCenter Net-ADMが別途必要)。

 Enterpras Stdは、同社のRADIUS認証サーバ「Enterpras Pro」をベースに、一般企業や学校のネットワークアクセスに必要な機能を抜粋し、信頼性の高いユーザ認証基盤を使いやすい管理ツールと組み合わせた製品。

 同製品では、煩雑なRADIUSサーバの設定を必要最小限の知識と手間で完了できるように、用途に応じた設定ガイド機能を搭載。専門知識の少ないユーザでも、プライベートCAの構築も含めて確実に設定が行えるとしている。また、あまり使わない機能を普段は非表示にするなど、運用時の作業効率向上にも配慮しているという。

 一方、連携利用するNASCenter Net-ADMは、ネットワーク監視・サーバ監視、クライアントPCのハードウェア・ソフトウェア資産管理や遠隔操作などを実現したオールインワンのシステム統合管理ツール。標準機能である監査機能「アドミッションサービス機能」により、クライアントPCのセキュリティパッチ・アンチウィルス対策など、ソフトウェアの適合状況、ハードウェア資産情報などによるポリシー監査を実現するという。

 また、インテリジェントL2/L3認証スイッチである日立電線製「APRESIAシリーズ」、日本アルカテル・ルーセント製「OmniSwitchシリーズ」との連携により、ポリシー監査結果により、ネットワークの接続可否をチェックする「低価格であり、かつシンプルな構成/運用を実現する段階的導入可能な検疫ネットワークソリューション」を実現できるとしている。

 同社では、この両製品を組み合わせることで検疫サーバ環境を全てLinuxで統一でき、高いコストパフォーマンスを実現できるとしている。また、ユーザ認証〜RADIUS認証〜検疫までをシームレスに統合可能で、ユーザは従来どおりのログイン入力を行うだけで、セキュリティパッチ・ウイルスチェックを代表とする監査/検疫〜ユーザ認証までの一連の処理を完了させることができるとしている。
《村上幸治》
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