NEC、環境問題への対応をテーマとした「環境ソリューション事業」を強化 | RBB TODAY
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NEC、環境問題への対応をテーマとした「環境ソリューション事業」を強化

エンタープライズ その他
 日本電気(NEC)は16日、地球温暖化や化学物質汚染、資源枯渇/廃棄物処理など、企業において求められている環境問題への対応をテーマとする、グループ内のソリューションを体系化した「環境ソリューション」の提供を開始した。

 この環境ソリューションは、グループ各社がこれまでに培った環境に関するノウハウを結集したもので、「環境経営管理」「環境パフォーマンス管理」「環境負荷低減活動」「環境保全・修復活動」の4領域のソリューション群に体系化しているという。

 これらのソリューションは、同社が有するITやネットワーク技術を活用したISO取得支援サービス「NetEMS」や、企業の環境活動に関する情報公開を支援するマネジメントシステム「GreenGlobe」などのサービス全37製品により構成されており、今後は以下のような新サービスの提供を予定している。

■企業の環境負荷低減を支援する新ソリューション2種類の発売
●REACH対応化学物質管理ソリューション(仮称)
 サプライチェーン全体(素材・加工・部品・組み立て等)を通じて製品に含有される化学物質の情報(含有物質の種類、含有量、安全性情報など)を管理する。価格は300万円から(基本機能のみ)、提供は6月から。

●情報システムの環境負荷評価・分析サービス
 Web会議システムや文書管理システム(ペーパーレス化の実現)などの情報システムを導入した際の環境負荷低減効果を定量的に算出し、その効果を分析するサービスを新たに製品化。提供は日本電気ファクトリエンジニアリング、価格は50万円から、5月16日より提供開始。

■環境ソリューションの将来を支える技術開発の紹介
●パソコン消費電力自動管理システム技術の開発
 国立環境研究所、東京大学先端科学技術研究センターと共同で、ソフトウェアでPCの使用電力量をモニタリング・制御を可能にする「情報通信機器の消費電力自動管理システム」(INEMS)に関する技術。2年後をめどとした商品化検討を行うとしている。
《村上幸治》
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