NEC、SAN対応アレイ「iStorage D」シリーズ3モデル | RBB TODAY
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NEC、SAN対応アレイ「iStorage D」シリーズ3モデル

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 NECは9日、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)対応アレイのスケーラブルモデル「iStorage D8」、および中小規模システム向けエントリモデル「iStorage D1」、ローエンドモデル「iStorage D3」を発売した。
  •  NECは9日、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)対応アレイのスケーラブルモデル「iStorage D8」、および中小規模システム向けエントリモデル「iStorage D1」、ローエンドモデル「iStorage D3」を発売した。
 NECは9日、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)対応アレイのスケーラブルモデル「iStorage D8」、および中小規模システム向けエントリモデル「iStorage D1」、ローエンドモデル「iStorage D3」を発売した。

 iStorage D8は、ストレージノードの追加により、無停止で最大1.1ペタバイトまでの容量追加ができるほか、ノード追加とリニアな処理性能向上を実現したスケーラブルモデル。最小1ノードから導入でき、最大4ノードまで拡張可能。複数のストレージノード間を高速スイッチで連結するビルディングブロック構造を採用したことにくわえ、サーバ接続アダプタ、キャッシュメモリモジュール、ディスク接続アダプタなどの物理ストレージリソースを仮想ストレージに割り当てるリソースマネジメントテクノロジを搭載する。また、物理ストレージリソースを個々にモジュール化した上で冗長化し、さらに電源モジュールは3台の障害でも業務を停止しない冗長構造を採用している。

 iStorage D3とiStorage D1は、従来モデルとなるiStrage Sシリーズ比較して最大2.2倍ものコストパフォーマンスを向上させたモデル。高さ2Uの筐体に従来の約1.2倍となる最大12台のHDDを接続可能としたほか、ストレージ導入支援機能「構築ナビ機能」を含む基本制御ソフトが用意されている。iStorage D3は、希望小売価格125万のシングルコントローラモデルを製品化したもの。デュアルコントローラ構成へのアップグレードも可能だ。iStorage D1は、最大11台のディスク増設筐体を接続することで従来モデルの2.4倍となる最大144台のHDD接続に対応。また、サーバ接続ポート数も従来モデルの3倍となる最大12ポートまで拡張可能だ。

 なお、すべてのモデルで省電力機能「MAID技術」、およびHDDの三重化ミラー構造が可能なRAID方式「トリプルミラー」が利用できる。
《富永ジュン》
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