ソフトバンクグループ、育児支援制度を拡充 | RBB TODAY
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ソフトバンクグループ、育児支援制度を拡充

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 ソフトバンク、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、およびソフトバンクテレコムの4社は、4月1日より育児支援制度を拡充する。

 今回発表されたのは、(1)子どもに対する携帯電話端末の無料配布と基本料金の免除(2)育児休業・短時間勤務制度の拡充(3)出産祝金の大幅増額(4)親子の良好な関係を促進する子育て塾開催の4点。

 携帯電話端末の無料配布と基本料金の免除については、勤続年数1年以上の正社員の子どもが小学校に就学する際にソフトバンクモバイルの子ども向け携帯電話「コドモバイル」を無料配布するほか、親の在籍期間中はその基本料金を無料にするというもの。なお、配布する端末の機種や料金プランは会社側が指定する。

 4社の制度が統合された育児休業・短時間勤務制度の拡充については、販売社員は妊娠判明後すぐに産前休暇を取得できるようになったほか、育児休業の有給休暇は配偶者が子どもを養育できる状態でも取得可能だ。さらに、失効した年次有給休暇を一定の事由で使用できる「積立年次有給休暇」を看護休暇やキッズ休暇にあてられることになった。詳細は以下の通り。

●休暇・休業
産前・産後休暇:産前6週間/産後8週間
育児休業:子どもの1歳の誕生日の前日まで(うち5日間有給休暇)
看護休暇:子どもの小学校就学前まで年間10日間(無給)
キッズ休暇:子どもの小学校卒業時まで年間5日間(無給)

●短時間勤務
妊娠中短時間勤務:妊娠判明後から出産前まで最大2時間の短縮
育児短時間勤務:子どもの小学校3年生終了時まで
育児時間外・深夜勤務制限:子どもの小学校3年生終了時まで

 出産祝金は、従来は勤続年数・子どもの数ごとに3,000円から1万5,000円の幅で支給されていたものが、改訂後は勤続年数1年未満は子どもの数にかかわらず一律2万円、勤続年数1年以上の場合は第1子5万円、第2子10万円、第3子100万円、第4子300万円、第5子以降500万円と大幅に増額された。

 また、脚本家の倉本聰氏が塾長を務める「NPO法人 CCC富良野自然塾」主催の「親と子の健全な関係作り」をテーマにしたオリジナルプログラムが年1回、希望者の中から選抜した5組程度の親子に対して実施される。同プログラムは、大自然の中で行われるアクティビティを通じて親子のコミュニケーションを促進することを目的として行われるもので、参加費・交通費などはすべて会社側が負担する。
《富永ジュン》
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