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mixi、上場にあわせて東京証券取引所で記者会見〜「自社のサービスを高めていきたい」

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mixiの笠原健治代表取締役社長
  • mixiの笠原健治代表取締役社長
 本日14日に、東証マザーズに新規上場したmixi(ミクシィ)。570万ユーザ・64億月間ページビューという国内SNS最大手だが、株式は前評判どおりの人気で、結局寄り付かず315万円の買い気配での終了となった(公開価格155万円)。これに合わせて同日に東京証券取引所で行われた記者会見で、笠原健治代表取締役社長は、mixiの業務内容、上場目的、今後の事業戦略などを説明した。

 「mixiではコミュニティが縦軸、日記が横軸となりユーザが活発に利用している。もともとSNSは好循環があげやすいサービス」とし、常にユーザのニーズを把握し対応することを第一義としてきたことが成功要因だと位置づけた。上場の目的については、資金の調達と認知度の向上の2つをあげ、「SNSもmixiも、まだまだ認知度が低い状況」ときわめて冷静に分析、「今後もユーザのニーズを潜在的・顕在的に把握し満たしていくことでユーザ数を増やしていく。自社のサービスを高めていきたい」「(株式市場の反応には)ありがたいし責任を強く実感している。注目・期待に対してしっかり応えていきたい」「上場は、通過点というより出発点」と決意を新たにした。

 同社は今後の事業戦略としても、ユーザ数拡大、広告価値の最大化、新しい収益モデルの創出を3本柱として掲げており、SNS事業が本体でありそこに注力することを明言、そのための資金調達であることを強調した。調達した資金は、人材確保、設備増強、他社との提携などに利用される見込み。
《冨岡晶》
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