松下電器産業は18日、SDメモリーカードスロット搭載のデジタルオーディオプレーヤー「D-snap Audio」4機種と、HDD搭載のSDミニコンポ「D-dock」2機種を11月19日に発売すると発表した。 価格はすべてオープンとなるが、実売予想価格は、FMチューナーとボイスレコーダー搭載の「SV-SD750V」が2万円前後、再生専用の「SV-SD700」が18,000円前後、FMチューナーとボイスレコーダー搭載の「SV-SD350V」が15,000円前後、再生専用の「SV-SD300」が14,000円前後。80GバイトHDD搭載のSDミニコンポ「SC-SX800」は7万円前後、40GバイトHDD搭載のSDミニコンポ「SC-SX400」は6万円前後。 D-snap Audioは、記録メディアにSDメモリーカードを利用するポータブルデジタルオーディオプレーヤー。デジタルアンプ、圧縮録音時に失われた高音域を補完する「リ.マスター」、16種類の音場を再現する「パーソナルサラウンド」機能を1チップにしたLSI「D.Soundエンジン」を搭載する。 さらに、SD750V/SD700には、低域用と中高域用の2つのドライバーを搭載した「ダブルドライブインサイドホン」が付属しており、迫力の低音と歪みの少ない中高音を追求しているという。 液晶ディスプレイは、SD750V/SD700が漢字対応7行表示、SD350V/SD300が漢字対応4行表示だ。操作ボタンは、前者がタッチスライドボタンと光る大型ボタンを装備、後者は大型フラットボタンとなる。 オーディオ圧縮方式は、AAC、WMA、MP3に対応。バッテリー寿命は、付属の充電式電池でSD750V/SD700が約45時間、SD350V/SD300は約23時間。また、SD750VとSD350Vには単3形乾電池ケースが付属しており、充電式電池と単3形乾電池を併用することで、SD750Vは約105時間、SD350Vは約94時間の再生が可能だ。充電式電池は、SD750V/SD700はリチウムイオン電池を、SD350V/SD300はニッケル水素電池を採用している。充電方法は、付属のACアダプターと、USBケーブルとPC接続による2通りをサポート。 カラーバリエーションは、SV-SD750VとSV-SD700がブルーとシルバーの2色、SV-SD350VとSV-SD300がホワイト、ピンク、ブルー、シルバーの4色を用意する。 SD750V/SD700の本体サイズは幅86.0×高さ46.0×奥行き9.9mmで、重さは53.0/52.5g（充電池含む）。SD350V/SD300は、幅86.0×高さ40.0×奥行き9.9mmで、重さは48.4/47.9g（充電池含む）。 発表会には、同製品のCMキャラクターである歌手の浜崎あゆみさんが、黒いグッチのドレスで登場した。最近、髪を黒く染めたという浜崎あゆみさんは、D-snap Audioの新製品について、「すごく薄くて、軽いのでびっくり。色も選べるし、高音域もとってもクリアですね」と絶賛した。
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