アッカ、中間決算、中期経営計画を説明。企業向けサービスやM2Mを拡充へ | RBB TODAY
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アッカ、中間決算、中期経営計画を説明。企業向けサービスやM2Mを拡充へ

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 アッカ・ネットワークスは、9日、同社の「中間決算・中期経営計画説明会」を開催した。説明会では、湯崎副社長による中間決算報告に続き、坂田社長による中期経営計画の説明が行われた。
  •  アッカ・ネットワークスは、9日、同社の「中間決算・中期経営計画説明会」を開催した。説明会では、湯崎副社長による中間決算報告に続き、坂田社長による中期経営計画の説明が行われた。
 アッカ・ネットワークスは、9日、同社の「中間決算・中期経営計画説明会」を開催した。説明会では、湯崎副社長による中間決算報告に続き、坂田社長による中期経営計画の説明が行われた。

■2005年上期の売上げは203億、経常利益は当初予想から上方修正。
 湯崎副社長によれば、2005年上期(1月〜6月)は、個人向け、企業向けともに事業は順調に進展し、2005年上半期の売上げは203億8,800万円に上り、経常利益は経費節減の奏効もあって、当初予想の7億円から11億6,200万円へと上方修正した。そのほか、当期利益は15億4,500万円、加入数は129万4千件(企業の加入数はうち3万8千件)で、前期比伸び率は1.7%、前年同期比で7.3%増となった。

 また、通期の業績予想では、NTTの回線使用料の値下がりや販促費の値引き処理等により売上げは下方修正するものの、経常利益は確保できるものとしている。

■ “ADSLのアッカ”は終わり!? 新たなフェーズへ −中期経営計画−
 中期経営計画説明の冒頭で、坂田社長は「ADSLのアッカは終わります」と宣言。今後はコミュニケーションサービスカンパニーとして成長していくことを説明。個人向けで安定収入を確保し、今後は企業向けサービスやM2M(Machine to Machine)で成長していくという。

 重点施策として、光アクセスの拡大、企業向けサービスの拡充、M2M分野の事業化を進めていき、2007年度に売上高533億円、税前利益70億円を計画している。

 同社は、ADSLで下り50Mbps超、上り10Mbpsの新サービスを年内にも提供開始予定であると発表した。また、同社が今年5月に、ユーズコミュニケーションズ(UCOM)と共同で、「光インターネット接続サービス」を9月をめどに開始すると発表していた件については「現在、ISPとの調整が残っているが、近日中に改めて発表する」(坂田社長)とコメントした。

 なお、同社は8日に、日本BEAシステムズと日本ユニシスの三社で、8月10日より、RFIDタグを活用した「ユビキタスプラットフォームサービス」の提供に向け、実証実験を開始し、2006年をめどに商用化すると発表している。これはM2M事業化の方針と一致している。
《竹内充彦》
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