シャープ、携帯電話などでの地デジ1セグ放送受信用に業界最小・最薄モジュールを発売 | RBB TODAY
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シャープ、携帯電話などでの地デジ1セグ放送受信用に業界最小・最薄モジュールを発売

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 シャープは、業界最小・最薄サイズを実現した地上デジタル1セグメント放送受信用フロントエンドモジュール「VA1A5JZ9902A」を開発したと発表した。6月末からサンプル出荷、10月から量産出荷を開始する。
  •  シャープは、業界最小・最薄サイズを実現した地上デジタル1セグメント放送受信用フロントエンドモジュール「VA1A5JZ9902A」を開発したと発表した。6月末からサンプル出荷、10月から量産出荷を開始する。
 シャープは、業界最小・最薄サイズを実現した地上デジタル1セグメント放送受信用フロントエンドモジュール「VA1A5JZ9902A」を開発したと発表した。6月末からサンプル出荷、10月から量産出荷を開始する。

 国内地上デジタル放送では、各チャンネルが13のセグメントに分割され、そのうち1セグメントがモバイル機器向け放送に利用される。2006年3月には、携帯電話やPDAなどで視聴できる地上デジタル放送1セグメント放送サービスの開始が予定されている。この1セグメント放送をモバイル機器で視聴するためには、基幹部品である受信用フロントエンドにおいて、小型化・低消費電力化に加えて、移動中の利用にも耐える安定した受信性能が重要となる。

 VA1A5JZ9902Aは、こうしたニーズにこたえるため、独自開発の高周波ICと独自のパッケージ技術により、業界最小・最薄となる10×10×1.4mmというサイズを実現した地上デジタル1セグメント放送用フロントエンドモジュールだ。

 消費電力も120mWと業界トップクラスの低さで、モバイル機器での放送受信に最適な構成部品になるとしている。さらに受信感度も-107dBmと業界最高レベルで、電波が弱い場所や、電車などでの移動中においても、良好な受信が可能だという。

 サンプルは6月30日から出荷し、サンプル価格は20,000円(税込み)。月産70万台を予定している。
《小笠原陽介》
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