手ぶらで目的地の空港まで移動できる。RFIDタグを使った手荷物管理を実証実験を成田空港で実施 | RBB TODAY
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手ぶらで目的地の空港まで移動できる。RFIDタグを使った手荷物管理を実証実験を成田空港で実施

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 NTTデータは、成田空港において実施される「手ぶら旅行」の実証実験に参加する。これは、宅配便業者が自宅まで取りに来た荷物を到着空港まで届けるというサービス。荷物の管理には、RFIDタグが用いられている。

 手ぶら旅行は、国土交通省が推進する「e-エアポート構想」の一環で行われる実証実験。NTTデータや国土交通省のほか、新東京国際空港公団(成田空港)、ASTREC(次世代空港システム技術研究組合)、航空会社、宅配業者などが参加して行われる。

 これまで航空機に手荷物を預ける場合は、旅客が出発空港で手続きを行う必要があった。今回の実証実験では、自宅などで預けた手荷物が空港でそのまま搭乗機に運び込まれるため、自宅から到着空港まで“手ぶら旅行”が実現されるのだ。

 この実験では、RFIDタグを用いて荷物の状態を管理ため、たとえば旅客のチェックインを確認したのちに、手荷物を搭乗機に運び入れるなど高度な物流管理が実現される。また、旅客は手荷物の状態をトラッキングできるのも特徴。

 実験は3月1日から3月25日まで実施され、2月中旬からは実験に参加する航空会社または宅配業者にてモニターの応募を開始する。

 NTTデータでは、実験の結果をもとに技術、運用、事業性を検証する。

 実証実験に参加するのは以下の事業者

●航空会社
 日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)
●空港宅配業者
 JALエイビーシー、新東京旅客サービス
●宅配業者
 福山運輸、佐川急便
《安達崇徳》
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