NTTコミュニケーションズ(NTTコム)と米Akamai Technologiesは、CDN(Contents Delivery Network)サービス「Broadband CDN Powered by Akamai」を共同で展開する。 同サービスでは、エンドユーザに限りなく近い環境から配信を行うために、ブロードバンド回線の相互接続点にコンテンツサーバを設置するという。両社によると、これは世界初の試みだという。さらに、Akamiが全世界に持つ約15,000台以上のコンテンツ配信サーバとの連携も可能になる。 なお同サービスは、富士重工業提供する「スバルレガシィ フルモデルチェンジ」のプロモーションサイトにて採用されたという。 今後は、FTTHと大容量のストリーミングコンテンツの普及によりこれまで以上に広帯域のバックボーンが必要になってくる。しかし今後は、バックボーンの拡張にも限界があるため、CDNなどによる効率的なコンテンツ配信技術の導入が迫られることになるだろう。