SQL Slammerの余波続く?対応策がDNSキャッシュサーバの不具合を引き起こす可能性 | RBB TODAY

SQL Slammerの余波続く?対応策がDNSキャッシュサーバの不具合を引き起こす可能性

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 日本レジストリサービス(JPRS)は、Microsoft SQL Server 2000およびMSDE 2000をターゲットに感染を広めるワーム「SQL Slammer(別名 SQLP1434.A、SQLExpなど)」を阻止するための設定が、DNSによる名前解決に影響をおよぼす可能性があるとして注意を喚起している。

 これは、一部の通信事業者や企業、団体のネットワークによる「外部から送られてくるUDP/1434宛のパケットをフィルタリングする」設定に関するもの。DNSもUDPを使用するが、名前問い合わせ時にクライアント側でポート1434番が選択されると、応答パケットもポート1434宛に返される。このため応答がSQL Slammer対策のフィルタにかかって捨てられてしまい、クライアントが名前を解決できなくなるのである。

 JPRSによれば、DNSサーバソフトの代表格であるBIND8とBIND9をキャッシュサーバとして使用する場合に、問い合わせポートをいったん決めるとそれを使い続けるという動作をするという。このため、ポート番号が1434に設定されると、そのBINDサーバには上位DNSサーバからのアドレス解決の結果がいっさい届かなくなり、そのDNSキャッシュサーバを使っているクライアントが名前解決をできなくなってしまう。このため、ワームがUDP/53を使っていなければ、UDP/53からUDP/1434宛のパケットを通過する設定にするなどフィルタリングルールを調整することを求めている。
《RBB TODAY》

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