NEC、メトロエリアネットワーク向けDWDM機器の新製品を発表。MAN市場に本格参入 | RBB TODAY
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NEC、メトロエリアネットワーク向けDWDM機器の新製品を発表。MAN市場に本格参入

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 NECネットワークスは、メトロポリタンエリアネットワーク市場向けの「SpectralWave」シリーズ製品を拡充し、メトロ市場に本格参入する。今回、あらたにラインアップに加えられたのは、DWDM装置の「SpectralWave MW1000/MW800」と、メトロマルチサービスプラットフォーム「SpectralWave MMSP1000/MMSP2000」。

 WDM装置のSpectralWave MWシリーズには、従来製品としてCWDM(粗密度波長多重)を使用するMW140/MW180があったが、今回の新製品「MW1000」「MW800」は、より大量のデータ転送が可能なDWDM(高密度波長多重)を採用しているのが特徴。MW1000は最大32波多重で70kmまで(光増幅器なしの場合)、MW800は最大8波多重で80kmまで(光増幅器なし)の通信が可能となっている。いずれも、インターフェースにはSDH系とGbE系が使用できる。

 「メトロマルチサービスプラットフォーム」のSpectralWave MMSP1000およびMMSP2000は、SDH系とギガビットイーサ系の両方のインターフェースを備えており、1台で10ギガビットイーサネットと既存の光通信機器の両方をサポートできる。障害回復やトラフィック制御(QoS)、高信頼性などが特徴。

 同社はこれまで、SpectralWaveシリーズとして、ギガビットイーサ多重光伝送装置「SpectralWave MG」シリーズやCWDM装置「SPectralWave MW」シリーズを販売しているが、今回の新製品の投入によってメトロ製品のフルラインアップを確立、3年間で2万5千システムの売り上げを目指しており、これにあわせて、システムエンジニアの増員など体制強化もおこなうとしている。
《RBB TODAY》
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