NTT東日本は、NTTアドバンステクノロジと共同で、ADSLモデムの接続試験環境を構築すると発表した。この試験環境は、モデムメーカーに対してモデム接続性の確認試験を提供するもので、合格すれば、サードパーティーがモデムのパッケージに「フレッツ・ADSL対応」を表示できるようになる。 接続試験の開始は12月20日で、合否判定の通知は2002年2月上旬からの予定。今回は1.5Mタイプ(G.lite Annex-C)の接続試験のみで、8Mタイプについては検討中としている。 試験費用はモデム1機種あたり約140万円で、ファームウェア変更などによるバージョンアップに際しては、1回約15万円となっている。 すでに、市販のADSLモデムでは無線LAN内蔵などの付加機能を備えた製品も登場しており、ユーザの選択肢がこれによって広がることが期待される。