モバイルキャストと米アセロス・コミュニケーションズは27日、テレマティクス市場における自動車への双方向情報配信/通信サービス、およびブロードバンドエリアネットワークについて、コア・テクニカル・パートナーとして業務提携した。
いすゞ自動車(いすゞ)は、商用車向けのテレマティクスサービス「みまもりくんオンラインサービス」を発売した。初期費用は78,000円、利用料金は4,500円。別途、通信端末の費用、取付手数料、通信料金などが必要。
トヨタ自動車は、カーテレマティクス『G-BOOK』の次世代システムを2005年に投入する計画を明らかにした。同社の純正ナビゲーションは、ほぼ2年おきに大幅な改良を行っており、次期の刷新は05年に予定されている。これに合わせG−BOOKの機能アップも図っていく方針だ。
自動車とバイク関連の展示会「第37回東京モーターショー2003」が一足早く報道陣向けに公開された。ハイブリッドカーや燃料電池車など“エコカー”が華々しく展示されているなか、テレマティクス関連の製品も見られた。
トヨタ自動車は、今年中にテレマティクスサービス「G-BOOK」の対応車種を50に増やす。これまでG-BOOKに対応していた自動車は2002年10月に発売した「WiLLサイファ」のみだったため、これにより本格的な展開に踏み切ったといえるだろう。
WIRELESS JAPAN 2003では、展示会やカンファレンスのほか数多くのパネルディスカッションも開催されている。
KDDIが提供する携帯電話サービス「au」は、今後は携帯電話の伸びが期待できないとして、トヨタのテレマティクスサービス「G-BOOK」の車載端末などに通信モジュールと接続サービスを提供している。しかしIP.net JAPAN 2003での講演で、組み込みモジュールでの展開を拡大することにより携帯電話の販売奨励金制度「インセンティブ」のビジネスモデルから脱却したいというKDDIの思惑が見えてきた。
富士重工業は、同社の自動車「スバル」においてトヨタのテレマティクスサービス「G-BOOK」を採用すると発表した。これにより、2004年以降をめどに搭載を進めるとしている。
gooリサーチと三菱総合研究所は、自動車の情報化「テレマティクス」に関する意識調査の結果を報告した。調査は、gooリサーチにおいて自動車を保有するユーザを対象に1月20日から24日まで実施された。有効回答数は12,529名。
オムロンとモバイルキャストテレマティクスは、テレマティクス総合ポータル事業において提携、コンテンツ配信用データセンターの設立と車載サーバを共同開発する。