イノニャンが謝罪した。
事の重大さがやっとわかったのだろうか。
韓国の人気ユーチューバー、イノニャン(本名ユン・スジン)が、リオネル・メッシを揶揄する動画について、騒動が拡大するなか本人が謝罪した。
イノニャンは7月20日、SNSでメッシを侮辱する内容の動画を公開。彼女は、メッシのユニフォームを玄関マットのように敷いて踏みつけたり、窓や床を拭く雑巾のように使用していた。
この動画は、先のW杯決勝でアルゼンチンがスペインに敗れたあと、一部選手による乱闘騒ぎで物議を醸したアルゼンチン代表をネタにした海外のネットミームを模倣したものとみられている。

しかし動画公開後、世界中のサッカーファンやネットユーザーから批判が殺到する事態へと発展。奇しくも彼女は、わずか1カ月前、メキシコ人観客から人種差別的な被害を受け、FIFAからVVIP席に招待されるなど、世界中から同情と支持を集めた人物だった。他国の代表選手やユニフォームを侮辱するようなコンテンツを制作したことに対し、「明らかな矛盾だ」との指摘が相次いだ。
また、過去にイノニャン自身がメッシを応援して喜ぶ姿を収めた映像や写真も再び注目を集めたことも、批判が大きくなる要因の一つだった。
騒動が拡大すると、イノニャンは22日に謝罪文を公開した。

まず「普段からさまざまな国の文化やネットミームをテーマに動画を制作しているため、今回の動画も一つのミームだと思って作った」と説明し、そのうえで「動画をご覧になった多くの方々の意見を見て、自分が思っていた以上に敏感に受け取られる可能性のある内容だったことを知った」と釈明した。
さらに、「誰かを侮辱したり、憎んだりする意図で制作したわけではなかったが、結果的に不快な思いをさせてしまった。その点については、私がもっと慎重であるべきだった。今回のことをきっかけに、今後はコンテンツを制作する際、表現や文化的背景までより細かく考慮し、より良い人間になれるよう努力したい」と重ねて謝罪した。



