人気インフルエンサーである果汁セヨン(25)の公開恋愛は、祝福ムード一色とはならなかった。
むしろ交際発表の直後から先に広がったのは、「相手がその人で大丈夫なのか」という心配や警戒の声だ。
日本ではまだ知名度が限られる果汁セヨンだが、その名が一気に知られたきっかけは、2024年夏の“目撃談”だった。
韓国最大の芸能事務所HYBEのパン・シヒョク議長、いわゆる“BTSの父”と米ロサンゼルス・ビバリーヒルズを歩く姿が捉えられ、熱愛説まで浮上したことで大きな話題になったのだ。
もっともHYBE側は「知人が集まる場で偶然会い、その後ロサンゼルスで観光地や食事場所を案内した」と説明し、熱愛説は一蹴した。それでも、果汁セヨンという名前が広く知られるうえで、この件が強い入口になったのは間違いないだろう。
他にもNetflixのSNSサバイバル番組『ザ・インフルエンサー』に出演したことでも知られる。

「2人の交際が心配だ」
その果汁セヨンが4月13日、YouTubeチャンネル登録者69万人の配信者であるBJケイ(36)との交際を公式に認めた。
2人はライブ配信プラットフォーム「SOOP」でそろって登場し、交際の事実を自ら明かした。知人の結婚式の二次会で出会い、2025年8月から交際を始め、現在は約8カ月の交際になるという。
配信の終盤にはキスまで交わし、かなり大胆な形で恋人関係を見せた。

ここだけ切り取れば、話題性十分の“公開恋愛”だ。だが、世論の関心は甘い空気よりも、ケイという相手そのものに向かった。
少なくない韓国メディアは、交際発表と同時に、ケイの過去の論争が再び水面上に浮かび上がったと伝えている。
まずケイは、2019年に映画『リアル』を見た後、出演していた故ソルリさんについて言及し、性的な発言をして強い批判を浴びた。また同じ年には、女性配信者と交際していた最中、その実姉とも同時に会っていたとされる“二股疑惑”が持ち上がった。
さらに2020年には、酒席で女性配信者の服を無理やり脱がせたという疑惑が浮上。ケイ本人は当時、「無理やり脱がせたことはなく、本人が自ら脱いだ」と説明している。
2021年には、仮想通貨をめぐる“コイン先回り投資”疑惑でも名前が挙がった。ケイは当初、投資そのものを全面否定していたが、その後になって嘘だったと認め、「怖くて投資していないと嘘をついた」と謝罪し、しばらく自粛期間を取った。
つまり今回の公開恋愛は、単に「人気配信者同士の交際発表」として消費されなかった。交際相手の過去の騒動があまりにも多く、しかも一部は本人が説明や謝罪をしてきた人物だからこそ、恋愛ニュースではあるが、祝福より先に「不安」が立ち上がったのだ。
実際、オンライン上でも、一部には「過去は過去」と応援する声もある一方、「過去の論争がこれだけ多いのに公開恋愛とは驚きだ」「パン・シヒョク議長の時と同じくらい衝撃だ」「2人の交際が心配だ」といった懸念を示す視線が少なくない。
興味深いのは、果汁セヨン自身もまた、常に“話題になる相手”と結びついてきた点だ。

パン・シヒョク議長との目撃談に続き、ラッパーのキム・ハオンとの熱愛説まで、彼女はここ1~2年、何かと話題の中心に立つことが多かった。今回の公開恋愛もまた、本人の注目を集める話題ではある一方で、その相手の過去ゆえに別の論争まで呼び込んでしまった格好だ。
さらに今回、別の方向から注目を集めているのが、ケイの“金持ちぶり”だ。
ケイが過去にYouTubeで公開した、慶尚北道・浦項(ポハン)にある約300坪規模の実家が再び話題になっている。広い庭や駐車場、食堂やチムジルバン(韓国式サウナ)まで備えた豪邸で、“浦項宮”というあだ名までついたという。7億ウォン(約7000万円)台のランボルギーニやロールスロイスなど、高級車を持つことでも知られてきた。
つまり今回の交際ニュースは、一方では「また話題の相手とか」と見られ、もう一方では「相手のクラスが違う」とおもしろがられる、二重の消費をされているわけだ。
果汁セヨンの公開恋愛は、ロマンスの話であると同時に、「誰と付き合うのか」がその人自身の判断力やイメージまで映してしまう現代らしいニュースでもあった。だからこそ今回、注目を集めたのは恋愛そのものよりも、むしろ“その相手の過去”だったのだろう。
■【写真】年の差の熱愛? “BTSの父”、果汁セヨンと米で目撃の瞬間



