NHKは9日、2028年放送予定の大河ドラマ「ジョン万」の制作会見を行い、主演を山﨑賢人が務めることを発表した。脚本は藤本有紀氏が担当する。
大河ドラマ第67作となる同作は、19世紀の日米と太平洋を舞台に、貧しき漁師だった主人公の「ジョン万次郎」こと中濱万次郎がアメリカに渡り、日本を救う“知と技”を得て一流の船乗りとなる波乱万丈の生涯を描く。

山﨑と藤本氏からコメントが届いた。
【山﨑賢人コメント】
ジョン万次郎さんのことを知れば知るほど、その魅力に惹かれています。14歳で漂流してから、今では考えられないような冒険を重ねてきた万次郎さんの根底にあるタフさや好奇心はとても魅力的です。また、ゆかりの地であるアメリカ・フェアヘーブンを訪れ、彼が実際に歩いた町を自分の目と足で感じることができました。その体験は、これから万次郎さんを演じる上で、とても大きなものとして心に刻まれました。
大河ドラマの主演を務めることはプレッシャーもありますが、それ以上に「この船に乗って、航海に出たい」というワクワクした気持ちのほうが勝っています。これから1年以上の時間をかけて、皆さんと一緒に彼の人生を描いていけることを幸せに感じています。ぜひ楽しみにしていてください。
【藤本有紀コメント】
ご依頼を最初にいただいた時に、私からまず「ジョン万次郎さんの物語を書きたいです」とお伝えしました。その念願がかなって、今とてもうれしいです。そして、山﨑賢人さんが演じてくださるというのも、本当に光栄なことだと感じています。ジョン万次郎さんというと、私の中ではまず「ロマン」という言葉が浮かびます。14歳で土佐の一漁師に過ぎなかった万次郎さんが、その後歩んだ人生は、本当に心が躍るような夢と冒険にあふれています。
一方で、夢や冒険が大きかった分、挫折や悩み、苦しみもとても大きかったと思います。そうした万次郎さんの人生そのものが、非常に稀有な物語性を持っていて、それを自分の手で物語として描いてみたい、という気持ちが強くあります。今の時代の若い人たちに、ジョン万次郎さんの人生を知ってもらい、そこから何かちょっとでも「挑戦してみよう」と思ってもらえたらうれしいです。


