堤真一が主演を務める連続ドラマ『GIFT』が、4月期のTBS日曜劇場枠で放送される同作は、パラスポーツの「車いすラグビー」を舞台にした完全オリジナルストーリー。弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間や家族の大切さを知っていく、愛と絆の再生の物語だ。

日曜劇場『GIFT』(C)TBS
主演を務める堤は、映画、ドラマ、舞台の第一線で長きにわたり活躍し、正統派から狂気的な役、コミカルな役まで演じ分ける日本を代表する俳優の一人。堤が日曜劇場の主演を務めるのは、1999年放送の『ザ・ドクター』以来、約27年ぶり2回目となる。
今回演じるのは、天才すぎる頭脳と知識を持ち合わせた宇宙物理学者・伍鉄文人(ごてつ・ふみと)。大学で准教授を務めながら「ブラックホール」の研究をしている伍鉄だが、天才すぎるが故に悪意なく思ったことを発言し、同業者を傷つけて次々と闇に堕としてしまう人物だ。周囲から孤立し、誰とも向き合うことなく、自身の興味がある難問の答えを導き出すことだけを生きがいとしてきた孤独な男。そんな伍鉄が、ひょんなことから従姉妹の日野雅美がヘッドコーチを務める車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」の練習を見学することになる。

日曜劇場『GIFT』(C)TBS
そこで出会ったのは、様々な障がいがある個性豊かな選手たちだった。3年間勝利なし、選手同士は度々口論となりプレーに一体感もない。到底勝てる雰囲気ではない弱小チーム「ブルズ」の惨状を目にした伍鉄は、「最高だよ! このチーム問題山積みだね!」と歓喜。ルールすら知らないまま、「僕なら勝たせることができます。このチームを日本一にさせましょう」と言い放つ。当初は「勝てない」という難問を解くだけのつもりだった伍鉄だが、チームが抱える問題の答えを導き出していく中で選手と本気でぶつかり合い、個々の人生の傷を知ることで、自身の抱える難問とも向き合っていくことになる。

日曜劇場『GIFT』(C)TBS
脚本を担当するのは、『サンクチュアリ -聖域-』(Netflix・2023年)や『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年)など注目作を数多く手がける金沢知樹。題材となる車いすラグビーは、パラスポーツの中で唯一車いす同士が激しくぶつかり合うことが許され、その過激さから「マーダーボール(殺人球技)」とも呼ばれた競技だ。2024年のパリパラリンピックで日本代表が初の金メダルを獲得し、今最も注目を浴びるスポーツの一つである。劇中では選手役を演じるキャスト陣が文字通り体当たりで実際にプレーし、日本車いすラグビー連盟監修のもと、臨場感ある試合シーンが描かれる。

日曜劇場『GIFT』(C)TBS
主演の堤は「この物語は『車いすラグビー』が主役だと思っています。あくまでも僕はうまくサポートする立場でいたいと考えています」と謙虚な姿勢を見せる。その上で、「選手役の皆さんは撮影に入る何か月も前から練習をしていたので、撮影に入ったときには本当に驚きました。皆さんの並々ならぬ努力と気概を強く感じました」と共演者を称賛。
自身の役柄については「ラグビーの試合が宇宙の構造と似ていることから興味をもってコーチになるという宇宙物理学者なのですが、モノの見方も科学的で、どこか数式的な物事の考え方をしています。その孤独な男がチームと競技によって心が開いていくんです」と説明し、「障がいやパラスポーツという垣根がなくなり、皆それぞれの生き方が交錯し、仲間と家族の大切さを知っていきます。そんな絆と再生の物語を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」とコメントしている。
企画・演出の平野俊一は、制作の経緯について「車いすラグビーを初めて見たのは、10年前。その『迫力と熱』に圧倒されました。この『エモさ』をどうにかしてドラマにしたい! 必ず素晴らしいものになるはずだ! そう確信しました」と回顧。 取材を重ねる中で「コーチやスタッフ、家族の方々、このスポーツを『取り巻く人々』が懸命に選手を支え、共に歩む覚悟に敬服しました。人が生き・問い続けていく姿は、この作品にこれまでにない『深み』を与えてくれました」と語る。
また、物語については「我々が主人公に選んだのは、孤独で『枯れかけた中年』宇宙物理学者の伍鉄文人。宇宙の答えを『式』で出すことでしか喜びを知らない伍鉄が、やる気も希望も失い、闇をさまようチームと出会い、心と身体でぶつかり合うことで、自分の人生も顧みることになります。初めて仲間と熱い絆を結び、家族との中で初めて愛を知り、初めての親友と友情を育んでいく…。伍鉄はいろんな『ギフト』を手にし、人生をもう一度輝かせていきます」と解説。最後は「人生の問題に挑む伍鉄と関わる中で、周囲にいた『光を失った人々』も生まれ変わり輝きを取り戻していきます。そんな物語を、涙と笑いの詰まったギフトボックスにたくさん詰めて、視聴者の方々にお届けしたいと思っております。日曜劇場『GIFT』是非ご期待ください!」と意気込みを語った。
プロデューサーの宮崎真佐子は「このドラマは、天才すぎて孤独に生きてきた宇宙物理学者が全く縁遠い分野である車いすラグビーと出会い、そこで個性豊かな選手たちと本気でぶつかり合うことで、仲間の存在を知り、愛を知り、自らの人生の傷も癒やしていく、絆と再生の物語です」と作品のテーマを説明。
主演の堤については「一風変わった主人公・伍鉄を演じるのは堤真一さん。枯れかけた中年のおじさん、だけど天才で孤独な伍鉄という役に、堤さんにしか出せない説得力を持たせ、生き生きと演じて頂いています」と信頼を寄せる。続けて「伍鉄が選手たちとぶつかり合い、仲間を知り、愛を知るその過程は、単なるスポーツドラマの枠を超え、熱を持った感動の物語になっていますので、ぜひ、このドラマから最高のギフトを受け取って頂けますと嬉しいです!」とコメントしている。










