来季よりアメリカでプレーする韓国人野手のソン・ソンムン(29、サンディエゴ・パドレス)が、早くも高い評価を得ている。
現地では、大谷翔平の同僚であるキム・ヘソン(26、ロサンゼルス・ドジャース)よりも上だとする声も出ているほか、「過小評価されていた掘り出し物補強」という大胆な評価まで加わり、注目を集めている。
いわゆる“コスパ最強”という表現も、決して誇張ではない。今季は主力争いに加わる可能性まで取り沙汰されており、周囲の空気はただならぬものがある。
米スポーツ専門メディア『ヤードバーカー』は1月5日(日本時間)、大きな注目は集めていないものの、実際の戦力アップに決定的な役割を果たし得る「過小評価された選手」たちを特集。そのリストにソン・ソンムンの名前が含まれた。
同メディアはソン・ソンムンの打撃タイプをキム・ヘソンと比較し、「コンタクト能力と走塁センスは似ているが、長打力ではソン・ソンムンが一枚上だ」と分析している。


根拠は数字だ。ソン・ソンムンは2025年の韓国プロ野球で打率.315、26本塁打、25盗塁を記録し、三塁手としてゴールデングラブ賞を受賞。2024年シーズンも打率.340、18本塁打と安定した成績を残している。
環境面も悪くない。新天地パドレスの内野陣は流動的で、ルイス・アラエスら主力内野手のFA移籍の可能性が取り沙汰されている。特に一塁、二塁を中心に空きが生じる可能性もあり、その穴をソン・ソンムンが埋める存在になり得るというわけだ。
さらにヤードバーカーは、チームがソン・ソンムンを内野だけでなく、状況次第では外野でも起用できると見ているとも伝えている。ユーティリティ性はメジャー定着の過程で生存率を高める重要な要素だ。たとえ開幕時点で主力でなくとも、出場機会を確保するための好材料になり得る。
静かに注目を集め始めているソン・ソンムンが、初のアメリカ挑戦でどのような存在感を示すのか。早くも関心が高まっている。



