元マネージャーへのパワハラおよび傷害疑惑に続き、不法医療行為の騒動によって、韓国で袋叩きにあっているタレントのパク・ナレが、4大保険未登録疑惑に包まれた。
12月13日、韓国紙『文化日報』の報道によると、パク・ナレの元マネージャーは「昨年9月12日からパク・ナレと働いた。ずっと彼女に『4大保険に加入させてほしい』と言ったのに、加入させてくれなかった」と主張した。
4大保険は老後、病気、失業、労災と、韓国国民への社会的危険に保険という形で対処し、国民の健康と所得を保障する社会保険制度だ。
国民1人1人が経済活動をするときに納付した保険料をもとに、年を取ったり、突然の事故や病気で死亡または障害を負って経済活動が中断されたりした場合、本人や遺族に年金を支給することで基本的な生活を維持できるようにする公的年金制度であり、法的に加入が義務化されている。
雇い主は被雇用者の4大保険への加入を拒否できず、未加入であることが発覚した場合、遡及適用と加算税・罰金が賦課される。

しかし、元マネージャーによると、パク・ナレは元マネージャーが要求したにも関わらず、4大保険に加入させてくれなかったと伝えられた。1人で芸能事務所を運営する有名芸能人が、大衆文化芸術企画業として登録せず、大衆文化芸術産業発展法違反の疑いで大量摘発された9月末になってようやく4大保険を適用されたという。
特に、元マネージャーは「4大保険に加入した人もいた。パク・ナレと彼女の母親、そしてパク・ナレの元彼」と主張して、注目を集めた。
先立って、元マネージャーはパク・ナレが実際に勤めていない元交際相手を社員として虚偽登載した後、4400万ウォン(約470万円)の給与を支給し、賃貸住宅の保証金準備のために約3億ウォン(約3200万円)を事務所名義口座から送金したとし、横領疑惑を提起した。
ただし、これに対しパク・ナレは「明白な虚偽だ」として、「話にならない内容を綴った告発状で圧迫している」と反発した。こうしたなか、4大保険加入もやはり元マネージャーを排除したまま、虚偽登載疑惑のある母親と元交際相手だけを加入させたという疑惑が追加で提起され、議論を呼んでいる。
なお、パク・ナレは出演中のすべての番組を降板し、活動休止を宣言。しかし、追加の疑惑は続いており、これに関して、彼女は特別な立場を示していない。
(記事提供=OSEN)



