11月8日午後9時から、『芦田愛菜とめぐる「不思議の国のアリス」ワンダーランド』が、NHK BSで放送される。番組では芦田が「不思議の国のアリス」ゆかりの地イギリスを旅する。作者で数学者のルイス・キャロルゆかりの地や直筆の書簡をたどりながら、荒唐無稽な物語に秘められた作者のメッセージと謎を探る。

芦田にとって同作は「大人になった今も読み返す、こよなく大切な一冊」だという。少女アリスが白ウサギを追いかけて飛び込んだ世界で、絶滅鳥やウミガメモドキなど奇妙な住人たちが不思議な会話を交わしたり、おかしな計算式が出てきたり、猫が突然現れたり消えたりする摩訶不思議な世界を紹介する。

旅を通じて、荒唐無稽な物語には実在する少女に向けた愛情あふれるメッセージと奥深い世界観が込められていたことが明らかになる。
さらに番組では芦田が旅中で「不思議の国のアリス」のストーリーを味わい深い朗読で随時紹介し、物語の世界へ誘う。さらにアリス好きが集まる「アリスのティーパーティー」で参加者と意気投合する場面も収録されている。

芦田は番組について「幼い頃から大好きなアリスの世界を、同じくアリスの世界が大好きな皆様に出会い旅をしてきました。沢山の格言を教えてくれるアリスの物語ですが、受け取り方は人それぞれ。まさに『We are all mad here.』で、現地の皆様の意見を伺うのがとても楽しかったです。なぜ自分はこの物語に惹かれるのか、アリスは自分にとってどんな存在なのかを、旅で出会った皆様との会話に見出せたような気がしています。ご覧になる皆様にも、アリス旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。」とコメントしている。











