11月8日、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)の35周年記念特別編として『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』が放送される。
同番組は1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送されている。これまでに577本もの名作を世に送り出してきた。同作では、35周年の締めくくりにふさわしい新作3本と傑作選1本というスペシャルな構成になっている。
5月31日に放送した35周年SP春の放送では、過去作の中からファンの中でも人気の高い珠玉の5本を放送し、懐かしむ声や復活を喜ぶ声が多く寄せられ、大きな話題となった。ストーリーテラーのタモリは「35年もやっていると、始まった頃のエピソードは知らない方が多いでしょうね。新作も傑作選も新鮮に見てもらえると思います。こんなに愛していただいてとても有り難いですね」とコメントした。
今回は新作3本に加え、テラーパートも新たな形で撮影された。タモリは「今回ヴァーチャル映像を使った新しい形でテラーパートを撮影しました。もうこれからセットを作らなくてもよくなるんじゃないですかね(笑)。そのくらいすごかったです。ぜひ楽しみにしていてください」と語った。
プロデューサーの歌谷康祐氏(共同テレビ)は「『奇妙』というおもちゃで遊んでほしい。35年前にこの番組を創り出した大先輩の言葉です。この番組の礎にもなっている、そんな想いを確かに受け継いだ新作3本ができました。どれもキャスト、スタッフが遊び尽くした『奇妙』な作品に仕上がっています。そこへ、今観ても一切褪せることのない傑作を加えた『35周年SP 秋の特別編』。新たな奇妙の歴史に刻まれる1ページをぜひご覧ください」とコメントした。
さらに35周年を迎え、メインテーマ『ガラモンソング』と『ストーリーテラー』を新録音し、35年分の劇伴を2枚組のサウンドトラックCDとして発売することも決定した。2019年の『秋の特別編』で放送され、この春の傑作選でも放送された斉藤由貴主演『恋の記憶、止まらないで』の劇中歌『恋の記憶』も収録される。






