10月4日と11日の『ブラタモリ』(NHK総合)は、2週連続で長野県の上高地を特集する。4日の放送は「上高地の絶景」、続く11日は「山岳リゾート上高地」と題して、日本を代表する景勝地の魅力を掘り下げる。

標高1500メートルの山間に広がる上高地は、年間145万人が訪れる日本屈指の山岳リゾートだ。雄大な北アルプスの山々、焼岳火山群によって生まれた特異な地形、透き通った梓川の美しい水など、自然の奇跡が織りなす絶景で知られている。

同番組では、町歩きの達人・タモリが“ブラブラ”歩きながら、知られざる町の歴史や人々の暮らしに迫る。今回の舞台となる上高地について、タモリは「よくインターネットで見てはいたんですが、上高地には初めて来ました。山岳リゾートになるまでにも、いろんな道筋があったんですね。こんな場所、他には無いです。いくつもの偶然が重なってできた、奇跡の絶景でした」とコメントしている。

冬になると-25度を超える厳しい環境であるこの地が、どのようにして世界にも知られる山岳リゾートになったのかを探る。そこには人々の営みと技術が紡いだ奇跡のような物語があるという。