ユーチューバーのヨンホス(龍湖水、本名ヨン・チャンウ)が、急逝した同業者を露骨に侮辱したとして炎上している。
9月6日、ヨンホスは自身のSNSで、同日亡くなったユーチューバー「大図書館さん」(本名ナ・ドンヒョン)の訃報記事を共有し、「本当にマナーが良くて親切だった大図書館さんのおじさん…その後、離婚に死まで、本当に本当に悲しいですね」と書き込んだ。
これに対し、あるネットユーザーが「過去のことまで持ち出して死について言及するのは、単なる嘲りにしか見えない」と指摘すると、ヨンホスは「離婚 ウエーンウエーン大図書館さんのおじさん」「朝鮮人のスタンダードで冥福を祈ったんですけど?」と応酬した。
「血の涙を流して苦しむか死ぬ」
さらにヨンホスは故人を「仁川(インチョン)出身の高卒BJ(配信者)」とし、「本当に○○新概念の進行だった。専門家を呼んでおいて○○。生意気に」と罵倒。加えて「高卒がいい気になると大抵は病気だ。仁川と全羅道(チョルラド)は本当に気をつけろ」と地域差別的な発言も含まれていた。

また「フィソンみたいに行ってしまった」と、今年3月に亡くなった歌手まで引き合いに出したほか、「なぜ俺が暴露する前に次々死ぬんだ…何人目かも分からない。本当に悲しい。朝鮮人の三年喪に服す期間が終わったら暴露しないと。ヨン・チャンウに手を出せばみんな○ぬんだ。比喩的であれ、本当であれ」と書き込み、「ヨン・チャンウを攻撃すれば血の涙を流して苦しむか死ぬ。それは、すでに決まっている」とも主張した。
さらに「27歳の自分を嫌い、陰口を叩き、駆け引きを仕掛け、牽制せざるを得なかった人。とはいえ残念だ。堂々と自分が成功して勝ちたかったが、他の犯罪者たちのせいで順番が回ってこなかった」としつつ、「ドンヒョンさんの冥福を祈る。ヨン・チャンウを侮辱することは、最もトレンディに“グローバル民主化勢力”の介入を証明する方法だ。今まで一度も間違ったことはなく、これからも間違わないだろう」と述べた。
2人の関係は?
このような発言に批判が集まると、ヨンホスは「どうせ嘲笑を望むんだろ、この朝鮮犬が。俺ほど大図書館さんを心から追悼している人間はいない。誰かが死ぬたびに利用して俺を攻撃しようとするサイコパス朝鮮犬」と逆に罵倒した。

ヨンホスは2020年、大図書館さんとともにサムスンの配信コンテンツ『ギャラクシーライブクイズショー』のMCを務めたことがある。当時、大図書館さんがヨンホスに「生放送だからカッコつけず、テンション高く進行しろ」と注意したことがあるのだが、それを根に持って今回のような発言に至ったとみられている。
ヨンホスは17万人の登録者を抱えるYouTubeチャンネルを運営しているが、これまでも無差別な嘲弄や脅迫、侮辱発言でたびたび物議を醸してきた。そのため今回も、大図書館さんに対する度を越した冒涜発言に非難が集まっている。
なお大図書館さんは6日午前、自宅で亡くなった状態で発見された。享年46歳。警察と消防は、約束の時間に現れず連絡が取れないとの知人の通報を受け、午前8時40分頃にソウルの大図書館さん宅に出動したが、すでに死亡していた。現場からは“メッセージ”や他殺の痕跡は見つかっておらず、警察は持病などの可能性も視野に入れて捜査を進めている。正確な死因は解剖で確認する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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