山下美月がドラマ『新東京水上警察』(フジテレビ)の海技職員役のために一級船舶免許を取得した。
フジテレビでは10月期火9ドラマ枠として、佐藤隆太が主演を務める『新東京水上警察』を10月7日より放送する。同作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材にし、佐藤隆太演じる刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメントだ。
今回、山下が取得したのは、クルーザーやヨットなどをすべての水域で航行することができる一級小型船舶操縦士免許(一級船舶免許)。操船できる範囲が制限されている二級船舶免許とは異なり、世界中どこへでも船で繰り出すことができる最上級の船舶免許だ。
山下が同作で演じるのは、警備艇の操縦をして水上パトロールを行い、海や川の安全を守る専門職・海技職員の有馬礼子。山下はこのオファーを受けた直後に船舶免許の取得を決意し、自ら講習を受講したという。その後、スケジュールの合間を縫ってさまざまな船の知識を学び、実際に船にも乗って操船技術を身につけた末、見事国家試験に合格した。
『新東京水上警察』では、警備艇に乗って捜査に出たり、犯人を船で追いかけるシーンなどがたびたび登場するが、ドラマ内では実際に山下が船を操縦。中には、山下が船舶免許を持っているからこそ実現できた演出もあったという。
山下は、かねてから仕事に対するストイックな姿勢がファンの間でも大きな話題となっていたが、今回の船舶免許取得を通して役に対しての思いも強くなったようで、「自分の役を通して少しでも海技職員という存在を知っていただけたらうれしい」とコメント。一級船舶免許の取得によって、文字通り世界中に冒険に繰り出す資格をゲットしたことになるが、船で行ってみたい場所を聞いてみると、「船乗りの先輩方がよく大島に行かれるとおっしゃっていたので、もし機会があれば行ってみたいです!」とコメントしている。
海や川で起きたあらゆる犯罪を圧倒的なスケールで描くため、キャスト・スタッフが全力をかけて撮影に臨んだ10月期火9ドラマ『新東京水上警察』は、10月7日21時からスタート。