日本マクドナルドは9日、公式サイトで8月9日(土)~11日(月・祝)の3日間限定で予定していたハッピーセット購入時の「ポケモンカード」配布について、「予想を上回る売れ行きのため、多くの店舗で終了した」と発表。続けて「早期の配布終了により、楽しみにしてくださっていたお客様のご期待にお応えできなかったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
今回のハッピーセット「ポケモン」は、8月8日(金)から約3週間の販売を予定。9~11日の3日間は「週末プレゼント」として、オリジナルイラストのピカチュウ1枚に加え、全5種からランダム1枚の計2枚を数量限定で配布していた。購入は「おひとりさま5セットまで」とする上限も事前に設けていた。さらに、転売対策としてフリマアプリ「メルカリ」と情報共有や違反出品の削除などで連携する取り組みも公表していた。
しかし、ポケモンカードの配布が始まると各地で品切れが発生。特に配布初日には、各地のマクドナルドに人が殺到したとの報告が相次いだ。店舗によっては、モバイルオーダーの受け取り口に利用客が集中したとする投稿も多く見られ、その結果、「楽しみにしていたのに買えない子どもがかわいそう」「普通にハンバーガーを買いに行ったのに行列すぎて買えなかった」といった不満の声が上がった。
さらに、ポケモンカードだけでなく、今月下旬ごろまで販売予定だったポケモンおもちゃも品切れが続出。SNSには「ポケモンカードどころか、おもちゃももうありませんでした」「ポケモンのおもちゃおろか絵本も何もないじゃん」「ポケモンのおもちゃがもうないだと...?」など、落胆や困惑の声が相次いだ。フリマアプリでカードの大量出品や高額取引が確認されたとする投稿や、カードだけを抜き取り商品を廃棄する利用客がいるとする報告もあり、「転売対策対応お願いします」「ほんまに転売対策してほしい」「フードロスが痛まし過ぎます」「食べ物を粗末にするな」「すごいありさまだ」といった声も広がった。
※マクドナルド『ハッピーセット「ポケモン」ポケモンカード配布終了のお知らせ』
※マクドナルド『株式会社メルカリとの取り組みについて』