ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、野球韓国代表が第2次キャンプをスタートさせた。
場所は沖縄。初日ということもあり軽めのメニューだったが、テーマはあくまで「基本」だ。
リュ・ジヒョン監督が率いる韓国代表は、2月14~15日の2日間で沖縄入りし、16日に嘉手納球場で初練習を行った。
この日集まったのは22人で、フルメンバーではない。海外組の合流を控えているほか、ウォン・テインの負傷による代替選出となったユ・ヨンチャンも合流予定だ。
ウォン・テインの負傷離脱など悪材料が続くなかでも、選手たちはそれぞれの役割に集中していた。選手団は午前11時ごろ球場に到着し、ダグアウトで荷物を整理した後、練習準備に入った。
全員が個別にストレッチを行って体をほぐし、その後は全体でのウォーミングアップへと移行した。

続いて投手陣はキャッチボール、野手陣は守備練習に取り組んだ。イ・ドンウクコーチのノックを受けながら、各塁への送球練習を実施。投手陣はキャッチボール終了後、すぐにPFP(投手の守備練習)に移行し、投手前へのゴロ処理から各塁への送球といった“基本中の基本”を確認した。
練習を見守ったパク・ヨンテク解説委員とイ・デヒョン解説委員は「昔は送球ができない投手も多く、野手がカバーに入る場面もあった。だが、今の投手たちは違う。代表チームの投手陣を見ると、守備が苦手な選手はいない」と高く評価した。
守備練習の後は打撃練習へ。ホームベース付近にバッティングケージを設置し、昼食後に再びグラウンドへ出て力強くバットを振った。
投手陣は外野のウォーニングトラックを走り込み。これもまた「基本」だ。「走り込みは大事」という言葉が常に出てくるほど、基礎体力づくりの重要性が強調されている。

練習後、リュ・ヒョンジンは「順調に進んでいる。後輩たちと一緒に練習しているが、本当によくやっている。見ていて気持ちがいい。代表チームである以上、プレッシャーがあるのは当然だが、大切なのはミスを減らすことだ」と語った。
韓国代表だからといって特別なことをしているわけではない。むしろ、普段以上に“基本”に忠実な姿勢が際立っている。
背景には、WBCで2013年、2017年、2023年と3大会連続で1次ラウンド敗退に終わってきた現実がある。近年の結果を踏まえ、今回は土台の立て直しに重点を置いた調整が続けられている。
大きな試合、大きな大会であるほど、基本がものをいう。その重要性を、選手も指導陣もよく理解している。
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