こんなデスク環境があったら作業効率がかなりアップするだろう…。そう思わせてくれるのが「理想の書斎づくり」さんが紹介している動画だ。“妥協なしで作り上げた”デスク周りは気になる便利アイテムが満載なので是非参考にしてみたい。
ただのトリプルモニターではない!

本人が「フレキシブルトリプルモニター」と紹介するモニター周りは、EIZOの27インチ4Kモニター『FlexScan EV2785』を中心に、サブモニターのMacBook Pro 14インチ、iPad Pro 12.9インチを両サイドに配置している。

なによりこのトリプルモニターの設置が素晴らしい。メインのEIZOモニターは、モニターアーム「Ergotron TRACE」に装着されている。よく見かけるアームに比べるとしっかりして、ユニークなパンタグラフ構造も操作がしやすそうだ。本人曰く「高さと前後左右の動きが独立してて、位置調整がめちゃんこしやすいです」とのこと。MacBookは、「Ergotron LX」を使いつつ目線を調整し、デスクスペースを確保している。

さらに驚かされるのはiPadを支えるシステムだ。本人によると、そもそも12.9インチのiPadは「手書きブレストとか雑誌を読むときとかLightroomでの写真現像なんかに凄く役立つ」と言うものの、そういう使い方はデスクワーク時間のなかでも少なく、iPadはデスクに置くだけで場所をとるため、「モニターとしてもこき使うのが正解」と断言する。その考えのもとに作り上げたのが、動画で紹介されている“お手軽マウントシステム”だ。メインのEIZOモニターと動きが連動し角度を調整しつつ、iPadとして単体で使いたいと思った時には簡単に着脱できる。
なお、アプリ「Duet Display」を使ってタテでの画面拡張を実現したり、4Kの文字サイズについてはLoupedeckのツマミで調整したり、「Resolutionator」「BetterTouchTool」などのアプリで表示調整の効率化を図っている。
分割キーボードでより快適に

また、入力デバイスにも注目だ。まず、「毎日感動で震えてます」「全てのPC操作を実質無動でこなせます」と絶賛するのは左右分割キーボード「Keyball」だ。デスク上では、2つに分割したキーボードの間に物を置いたりすることも可能で、一般的なキーボード操作に比べ、肩を開いた楽な姿勢でのキータッチもできる。

さらに使いやすくするために、Manfrottoのミニ三脚とカメラ磁気スタンドで作った台にこのキーボードを装着し、楽に入力できるようにしている。フィンランド製の「ErgoRest」も入力やデスク作業を楽にしてくれるアイテムだ。
テレワークにも使いたいアイテム

テレワークをしている人のなかには、ウェブ会議に使うカメラやライティングに困っている人もいるかもしれない。「理想の書斎づくり」では、その点でもこだわりのツールを使っている。Webカメラは「Insta360 Link」だ。ちょっと高めだが、Ultra HD 4Kの解像度、ジンバル構造で被写体の動きに追随してくれるのもありがたい。

また照明は「Elgato Key Light Mini」と「Elgato Key Light Air」の2つを使用。2つを使うことで、「顔面から上半身にかけて圧倒的にクッキリ照らせる」とその使用感についてコメントしている。また同シリーズは、パソコンやタブレットから明るさや色温度を調整可能で、チラつきもなく光の質は良いという。

デスクの上は、どんなに綺麗にしていても気が付くとモノであふれていることがよくある。本人も配線をはじめAirPods、読みかけの本、財布など…、デスク上にはどうしても様々なアイテムが増えてくるとし、これらのこまごまとしたものをすっきりまとめるためGrovemade社のデスクシェルフを使っている。「素材とデザインへのこだわりが本当に素晴らしい」と絶賛する。
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