松任谷由実が最先端の歌声生成AI技術を活用した新たな音楽制作に挑戦している。
1972年のデビュー以来、日本の女性シンガーソングライターの先駆けとして走り続けてきた松任谷由実。11月には40作目となるオリジナルアルバムを発表する。
今回のアルバム制作では、最先端の歌声生成AI技術を大胆に取り入れた。荒井由実から松任谷由実まで膨大なボーカル音源を学習したAIが、これまでにない高い精度でユーミンの歌声を生成。そして現在のユーミンの肉声と組み合わせ、「第3のユーミン」といえる新たな歌声が誕生し、作曲の可能性が大いに広がった。
ユーミンは最新のテクノロジーとのコラボレーションで新たな可能性を切り開くため、自らの歌声により一層磨きをかけていた。AI との共生を探りながら取り組んだ楽曲制作への思いを語った。
11月6日放送の『NHK MUSIC SPECIAL 松任谷由実~AI との共生~』(NHK総合)では、「第3のユーミン」を生み出した開発者やプロデューサー松任谷正隆が取り組んだAIを使った楽曲制作の舞台裏を取材。ユーミンの新しい歌がどのように生み出されたかに迫る。
番組では貴重なボイストレーニングの現場に密着し、レコーディングなど楽曲制作の舞台裏も紹介する。
スタジオパフォーマンスでは、「ベルベット・イースター」に加え、テレビ初歌唱となる「天まで届け」、「DARK MOON」の3曲を披露する。



