金原ひとみ「撮られている自分は実体とはかけ離れている」 芥川賞作家の今に密着 『情熱大陸』 | RBB TODAY
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金原ひとみ「撮られている自分は実体とはかけ離れている」 芥川賞作家の今に密着 『情熱大陸』

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6月22日23時から放送される『情熱大陸』 (C)MBS
  • 6月22日23時から放送される『情熱大陸』 (C)MBS

 6月22日23時から放送される『情熱大陸』(MBS/TBS系)に、作家の金原ひとみが出演する。

(C)MBS

 デビュー作『蛇にピアス』で芥川賞を受賞してから22年、金原は日本の文壇で確固たる地位を築いてきた。彼女の新作『YABUNONAKA』は、性加害をテーマにした群像劇で、今の社会の病巣を炙り出す内容となっている。

 番組では、金原が不登校児だった子ども時代の思い出や、翻訳者・児童文学者でよき理解者でもある父親との本音トーク、離婚後の新しい生活について明かしていく。さらに今の韓国にインスパイアされた作品を金原が創作するという出版社の企画が持ち上がり、韓国への取材旅行に同行する。

 金原はカメラを向けるディレクターに対し、「撮られている自分は実体とはかけ離れているっていう確信がある、私の本質というのは私の小説にしか表れないと思う」と語り、とある提案を行う。

■金原ひとみプロフィール
1983年東京生まれ。小学生の頃、不登校であったが、父から勧められた読書にのめり込み、村上龍や山田詠美を好んで読んでいた。19歳で「蛇にピアス」をすばる文学賞に応募し、作家デビューを果たした。東日本大震災後にフランスに移住し、6年後に帰国。昨年、離婚して新しい生活を始めた。受賞作には「マザーズ」、「アタラクシア」、「アンソーシャル・デイスタンス」、「ミーツ・ザ・ワールド」がある。文芸新人賞の選考委員も務め、未来の作家にメッセージを送っている。

《ハララ書房》
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