突然この世を去った韓国の元プロサッカー選手カン・ジヨンさんの妻が“意味深投稿”をして注目を集めている。
4月30日、カン・ジヨンさんの妻イ・ダウンさんは自身のSNSを通じて「言葉が変わり続け、本質が歪曲される状況が繰り返されている。私はいかなる事実も隠したことはなく、ジヨンは家族からどんな助けを受けたのか、いつも正直に語ってきた人だ」と書き出した投稿を公開した。
続けて、「ところが今、このすべての状況をジヨンに押し付け、本人たちのイメージばかりを守ろうとする姿はとても胸が痛く、憎たらしい」とし、「私はこれ以上、我慢しない。通話録音など事実を証明できる資料もある」と明らかにした。
さらに、「真実は必ず明らかになると信じている。引き続き事実を歪曲したり、誇張して話すことが繰り返される場合、やむを得ず法的対応をするほかにないことを明確に申し上げる」と付け加えた。
これに先立ち、韓国では元プロサッカー選手のカン・ジヨンさんが4月22日にこの世を去った。35歳だった。
1989年11月生まれのカン・ジヨンさんは、大学を経て2009年に浦項(ポハン)スティーラーズに入団。現役時代は韓国国内で現役時代はプロとセミプロのクラブを渡り歩き、2022年を最後に引退した。IZ*ONE出身の女性歌手クォン・ウンビのいとことしても知られた。

引退後は化学物質製造工場に勤務。今年2月には、JTBCの離婚バラエティ番組『離婚熟慮キャンプ』(原題)にイ・ダウンさんとともに出演し、家庭の悩みを打ち明けた。
ただ、番組内では夫婦カウンセリングや心理検査、専門家などの助言を受けながら関係回復に努め、最終的にはお互いに対する愛情を確認し、前向きな未来を描く様子を見せていた。
その矢先、カン・ジヨンさんの悲報が伝えられたことで、当時の視聴者も含めて韓国社会に衝撃を与えた。カン・ジヨンさんの死去後、『離婚熟慮キャンプ』制作陣は故人の名誉を尊重するため、カン・ジヨンさん出演回のVODを削除した。
だが、カン・ジヨンさんの死が広く伝えられるにつれ、事実と異なるデマが韓国国内でまるで本当かのように広まった。これに対しイ・ダウンさんが、「各種SNS、NAVER、NATE、ユーチューブなどでジヨンの写真を使い、悪質な投稿や虚偽の事実をアップしないで。この文を書いている今も涙が出て、心臓が狂ったように高鳴り、引き裂かれるように痛いです。一時は憎んで、恨んで、別れたいと思ったのが本心ではなかった」と打ち明けて注目を集めた。
特にイ・ダウンさんは、「私は私の夫を、私たちの子どものパパを、私たちのジヨンを今でも愛している。100億ウォンもらってもジヨンとは代えたくない。あるお金もないお金も全部差し上げるから、できるなら私のジヨンをもう一度返してほしいと言いたい。本当に会いたい」と伝え、哀しみを誘っていた。
(記事提供=OSEN)
【相談窓口】
一般社団法人日本いのちの電話連盟(電話、メール相談可能)
TEL:0570-783-556=ナビダイヤル 午前10時から午後10時まで
■【写真】「僕はAV男優じゃない」26歳で亡くなった韓国バレー選手