米軍横田基地の兵隊たちが震災当時を振り返る「トモダチ作戦回顧録」 | RBB TODAY
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米軍横田基地の兵隊たちが震災当時を振り返る「トモダチ作戦回顧録」

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 米軍横田基地の公式Twitterは、東日本大震災から12年目を迎える本日、2011年3月11日に公開した「トモダチ作戦回顧録」を改めてツイートし「黙祷」した。

 2011年3月11日、東日本大震災の被災地でとられたアメリカ軍による災害救助・救援および復興支援活動、通称「トモダチ作戦」。横田基地所属の兵隊達もこれに従事した。

 兵士の1人は被災地の上空から見た惨状について「眼下に見えた光景は、とても衝撃的だった」と回顧。またある1人は、多くの緊急対応に迫られていたこともあり、「自分が何をしているか把握する余裕がなかった」とも述べた。

 横田基地の兵士たちの活動は、壊滅的な損傷を受けた東京電力福島第一原子力発電所にも及び、発電所と近隣の街の方の放射能測定も行われたという。また、津波に襲われた松島基地は使用不能となったが、ある兵士はその姿に愕然。「滑走路に乗用車が散乱していた。その光景はまるで、我が子がミニカーで遊んだあとの部屋のようだった」と回顧。

 このオペレーションを通して「日本人の不屈の精神と回復力の速さ、そして我々が、どう支援できるかを知ることができた」という兵士も。「日本の一部として復旧支援に当たれた」「家族のような日本人の復旧支援に貢献できたことを誇りに思っている」と話していた。

《杉山実》
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