韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』パク・ウンビン&カン・テオがこれまでにないキスシーンを披露 | RBB TODAY
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韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』パク・ウンビン&カン・テオがこれまでにないキスシーンを披露

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韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』パク・ウンビン&カン・テオがこれまでにないキスシーンを披露
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Netflixで好評配信中の韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。

本作は、自閉スペクトラム症の弁護士、ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)が、大手法律事務所・ハンバダに就職し、驚異的な記憶力を武器にさまざまな事件を独自の視点で解決していく法廷ドラマだ。

自閉症スペクトラム症のヨンウは、人間関係で困難に直面することがあるのだが、その一方で彼女を理解し、支えてくれる魅力的な人物が物語に登場する。今回はヨンウを支える人々、そしてイ・ジュノ(カン・テオ)との恋愛模様について述べてみたい。(以下、ネタバレあり)


ヨンウの良き理解者となっていく シニア弁護士、チョン・ミョンシク



さりげなくヨンウを見守るチョン弁護士


ヨンウが大手法律事務所・ハンバダに出勤した初日、大きな壁となったのが上司となるシニア弁護士、チョン・ミョンシクだった。

ロースクールを首席で卒業したとはいえ、自閉症スペクトラム症のヨンウが弁護士としてやっていけるのかどうか疑問に思い、当初は冷たい態度をとるチョン弁護士。しかし次第にヨンウの類まれな法律センスや発想力に助けられ、ヨンウを受け入れていく。

第3話「ペンスでいきます」で、自閉症の依頼人を弁護したことをきっかけに、自信をなくし退職願を提出したヨンウをさりげなく引き留めたのがチョン弁護士だった。それ以来、真夜中の3時に名案を思い付いて電話をかけてきたり、突飛な行動を取ったりするヨンウに翻弄されながらも、優しく諭しながら先輩弁護士として導いていく。

チョン・ミョンシクを演じるカン・ギヨンは、『キム秘書はいったい、なぜ?』で、パク・ソジュンの友人役として出演し、コメディーセンスのある俳優として注目している人も多いことだろう。

本作ではビシッとしたスーツを着こなし、有能な弁護士を演じる一方で、笑いをとる姿も健在だ。

魑魅魍魎がはびこる韓国法曹界で、引き続きヨンウを守り導いてほしいと思うのだが、第14話『済州島の青い夜2』で、胃がんに侵されていることが判明した。今後チョン弁護士がどうなっていくのか、とても気になるところだ。


2人の心優しい女友だち、グラミ&スヨン



個性的なヨンウの親友・グラミ


ヨンウを特別扱いせずに温かく見守り支える女友だち、トン・グラミ(チュ・ヒョニョン)、チェ・スヨン(ハ・ユンギョン)もありがたい存在だ。

ソウルの高校でいじめにあっていたヨンウは、父グァンホ(チョン・べス)とともに江華島へ引っ越した。「地方の子は優しいから」と父に諭されたヨンウだったが、江華島の高校でもヨンウは「のろま」と呼ばれ、いじめは収まらなかった。そんなヨンウを守ってきたのがグラミだ。

第3話「3兄弟の対立」で、グラミの父が兄弟との間で相続トラブルを起こした時、弁護士を辞めようとしていたヨンウだったが、グラミのために弁護を引き受ける。これをきっかけに二人はますます絆を深め、イ・ジュノ(カン・テオ)との恋愛相談をはじめとした、いろいろなことを話すようになっていく。

グラミの高校時代のあだなは「サイコ」で、なかなかぶっ飛んだ行動を取る女性だが、彼女を見ていると思わず笑みがこぼれ、何より元気が出る。ヨンウを特別な目で見ることなく対等に接し、弁護士として有能なヨンウを「かっこいい!」と尊敬している姿に、温かさを感じる。

スヨン(後方)は、ヨンウを温かく見守る


そしてもう一人の女友だち、チェ・スヨンは、ヨンウのロースクール時代の同窓生で、同じハンバダに勤める弁護士だ。

一つのことに執着し、特にクジラの話になると止まらなくなるヨンウに呆れながらも、ヨンウのことを理解し、何より弁護士としての能力を高く買っている。スヨンの父親は名の知れた裁判官で、いわゆる良家のお嬢様なのだが、お高くとまったところがなく、ざっくばらんな性格だ。

そんなスヨンのことをヨンウは、第10話「手をつなぐのはまた今度」で、「スヨンは春の日差しのような人」と形容している。なんと素晴らしい言い回しだろう。まさにこの表現のとおり、ヨンウの良いところも悪いところも温かく包み込んでくれるのが、スヨンという女性なのだ。

臨機応変な対人関係を築いていくことが難しいヨンウにとって、ちょっとハチャメチャだけれど、言いたいことをハッキリ言えるグラミと、ヨンウのことを理解し、仕事でもプライベートでもそっと寄り添うことができるスヨンは、最高の女友だちであることに間違いないし「ヨンウのことをこれからもよろしくね!」と言いたくなってしまうのだ。


心優しく、ヨンウのすべてを受け入れるイ・ジュノ



ヨンウを理解し支えるジュノ


そして、ヨンウにとって最も大きな存在となりつつあるのが、ハンバダの法律事務職員イ・ジュノ(カン・テオ)だ。回転ドアの前でオロオロしているヨンウを助けたことをきっかけに、ありとあらゆる場面でヨンウに手を差し伸べていく。

そんなジュノのことを、結構早い段階からヨンウは男性として意識していた。実際、グラミが第3話でハンバダを訪問した時、ヨンウはジュノの特徴を「背が高くてカッコいい」と表現していたし、第5話「ドタバタVS腹黒策士」では、グラミにジュノのことが気になっていることを打ち明けている。

ジュノもヨンウを弁護士として尊敬し、法律事務職員として一生懸命サポートしていくのだが、時折ヨンウを見つめるまなざしが一人の女性として意識しているように思えた。

第7話「ソドク洞物語 1」で、ヨンウはジュノに「ジュノさんに触っていいですか? 好きかどうか確かめるため、触った時にどれだけドキドキするか、心拍数を計ろうかと…」と、グラミからのアドバイスとはいえ、なかなか思い切ったことを言う。

それに対して、びっくりしながらも「触らないとドキドキしませんか? 一緒にいても?」と優しく言うジュノがとても素敵で、その瞬間のヨンウが本当に愛らしい。そして第9話「笛吹男」でジュノはヨンウに「好きです」と告白、第10話「手をつなぐのはまた今度」では、初キスを交わす。

2人が恋人になっていく過程は、本来であれば甘いシーンになるはずなのだが、少し違った角度で描かれているのが面白い。

例えばヨンウは、ジュノと初キスをしたあと「キスをするときに、大抵歯はぶつかるものですか?」とダイレクトに質問する。

とまどうジュノだが、ヨンウに対しては何事も具体的に伝えなければいけないと理解しているので「もう少しだけ口を開けるといいかも。それから目は閉じるとよさそうです」と優しくアドバイス。その結果、とても美しいシーンとなったのが、これまでにない特徴的なキスシーンとして筆者の記憶に残った。

ジュノは自閉スペクトラム症のヨンウのことを懸命に理解し、守ろうとする。第11話「お塩君、胡椒ちゃん、しょうゆ弁護士」で、思いがけず交通事故を目撃しパニックになるヨンウを背後からしっかり抱きしめたり、第13話『済州島の青い夜1』で、初めて飛行機に乗るヨンウが、離陸時の大きな音にびっくりしないようにヘッドフォンを渡して落ち着かせたり、顔だけでなく性格もイケメンぶりがすごい。

そんな素敵なジュノに対してヨンウは、第14話『済州島の青い夜2』で、別れを切り出してしまう。済州島に住んでいるジュノの姉夫婦の家を訪問した際、ジュノの姉が「面倒を見る子じゃなく、ジュノを幸せにしてくれる子を連れてきて」と言っていたのを聞いてしまったからなのだ。

一方的に別れを告げたヨンウが理解できず、ジュノは荒れるが、果たして二人はこのまま別れてしまうことになるのか。これからの展開が非常に気になる。

今回は、ヨンウを温かく見守っている人々のことを中心に紹介した。次回は、ヨンウの出生の秘密、ジュノのことを含め、最終回に向けてどのような展開が待ち受けているのかについて考察してみたい。

※Netflixシリーズ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』独占配信中

■筆者プロフィール

咲田真菜

舞台・映画・韓国ドラマの執筆を手掛けるフリーライター。映画『コーラスライン』でミュージカルに魅了され、あらゆる舞台を鑑賞。『冬のソナタ』で韓国ドラマにハマって以来見続け、その流れで韓国映画、韓国ミュージカルにも注目するようになる。好きなジャンルはラブコメ、ファンタジー、法廷もの。ドロドロした愛憎劇は苦手。好きな俳優はイ・ビョンホン、イ・ジョンジェ、ヒョンビン、キム・ドンウク、チャン・ギヨン。いつか字幕なしで鑑賞したいと韓国語を勉強中。
《咲田真菜》
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