27日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第78話では、暢子（黒島結菜）の計画が台無しになってしまった。
和彦（宮沢氷魚）との結婚を、重子（鈴木保奈美）に認めてもらいたいと考える暢子（黒島結菜）。得意の料理でなんとか心を開かせようと、毎朝、フォンターナの出勤前に、鶴見から重子の住む青柳家まで手作り弁当を届ける作戦を始める。
和彦が「そこまでしなくても…」と驚く中、暢子は「うちは絶対、諦めない」と笑顔で返す。そして公約通り、青柳家に弁当を持っていく暢子。だが対応したのはお手伝いさんの波子（円城寺あや）。「ご朝食はいつも決まったお店で、お1人で」という波子に、暢子は「朝から外食ですか？」と疑問を投げつつ、作ってきた弁当を渡す。波子との分も合わせて2人前作ってきたという。
ある日、和彦は重子と会っていた。「今度、鶴見に来てくれないか。まずは僕が今どんなふうに暮らしてるか母さんに知ってもらいたい」と強く迫り、「母さんに暢子のことを好きになってもらいたい。鶴見には必ず来てほしい。日曜の夕方、暢子がごちそうを作って待ってる」と念押しする。
また、その後も青柳家を訪れていた暢子。「今日のは特に自信作です」と言って再び弁当を渡す。だが波子から「太るでしょ？毎日2人分食べてたら」と思わぬ言葉をかけられる。実は波子は重子の分まで食べていたのだ。その上で「言ったでしょ？奥様は一切召し上がりません」と再三忠告する。いよいよ、運命の日曜日。だが、「あまゆ」の2階にいた暢子は階下の物音に、「何かイヤな予感がする」と不穏な空気を感じていた。
