アニーはやっぱり安子だった!深津絵里の繊細な演技にもネット絶賛『カムカムエヴリバディ』第109話 | RBB TODAY
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アニーはやっぱり安子だった!深津絵里の繊細な演技にもネット絶賛『カムカムエヴリバディ』第109話

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『カムカムエヴリバディ』第108話 (c)NHK
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  • 『カムカムエヴリバディ』第109話 (c)NHK
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 5日放送の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第109話で、ついにアニー・ヒラカワ(森山良子)が安子であることが分かった。

 岡山でのクリスマスライブの日、ラジオからアニーの声が聞こえてきた。パーソナリティ―の磯村(浜村淳)と通訳を介しての会話で、それまでの彼女の生い立ちが語られていった。アニーは、1925年、シアトルに生まれた日系のアメリカ人で、シアトルのワシントン州立大学で演劇を専攻していたことなどが明かされていく。

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 その中でアニーが初めて見た映画として『風と共に去りぬ』と答えると、磯村は「1939年公開の言わずと知れた名作です、これは。この年はまた名作ぞろいでしてね、日本では初代モモケンの『黍之丞』シリーズ第2作『棗 黍之丞 仁義剣』が公開されてんですよ」と補足する。

 日本映画はよく見ているというアニーに、磯村が「アニーさんご覧になりましたか?この映画」と問いかけると、アニーはなぜか押し黙ってしまう。慌てて曲を流そうとすると、いきなり日本語を話し始めるアニー。「1939年、昭和14年に私は『棗 黍之丞 仁義剣』を見ました。のちに夫になる人と。大阪の映画館でした。もう二度と会わない覚悟で彼に会いに行きました」などと、驚きの過去を話し出す。

 さらには夫の戦死、家業だった和菓子屋の再建を目指していたこと、義父の財力に頼らず娘の傷を治そうとしたことなどを独白したアニーは、ラジオを通して「るい……」と呼びかけ、「お母さん、あれから何べんも考えたんよ。何でこねえなことになってしもうたんじゃろうって」などと後悔する。

 これを聴いていたるい(深津絵里)は目を見開いて驚き、そして涙しながら「お母さん…。お母さん…。お母さん」と気が動転し、あたりをうろうろする。ネットでは、安子からの語り掛けに徐々に表情が変化していく深津の巧みな演技力に「吸い込まれた」「凄まじかったな」「圧巻だった」といった声が寄せられている。
《杉山実》
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