【インタビュー】安倍乙、“温泉入浴シーン”は「何十回も撮影して大変でした!」 | RBB TODAY
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【インタビュー】安倍乙、“温泉入浴シーン”は「何十回も撮影して大変でした!」

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安倍乙【撮影:小宮山あきの】
  • 安倍乙【撮影:小宮山あきの】
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 「劇団4ドル50セント」の安倍乙と奥山かずさがW主演するドラマ「麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇」が、dTV、U-NEXT、東映特撮ファンクラブにて見放題配信サービス中だ。

 同作は、安倍と奥山が演じる2人の女雀士が、温泉地を舞台に極悪雀士たちと奇想天外な麻雀バトルを繰り広げる“お色気旅情”闘牌コメディー。闘牌の合い間に登場する主演2人の温泉入浴シーンも、見どころとなっている。

 同作で、温泉に入ると麻雀が強くなる特殊能力を持つ主人公の女子高生・真白を演じた安倍に、役柄を演じた感想や作品の見どころ、お色気シーンを撮影した際のエピソードや、プライベートでの“おうち時間”の過ごし方などを聞いた。



――同作は安倍さんにとって初主演ドラマとなりますが、ご出演が決まったときは、どんな気持ちでしたか。

 映像で初主演の作品が決まったことが、とても嬉しかったです。でも、私は麻雀を全くやったことがなかったので、どんなゲームなんだろうとか、麻雀の牌の名前も全然わからなくて、不安でたまらなくて。私は日頃から不安なことがあると眠れなくなるんですけれど、「麻雀宝湯記」の撮影前は、ずっと麻雀のことを考えていて寝られなかったです。

――今回、演じられた真白というキャラクターの魅力を教えてください。

 真白は、難波飛龍(なんば ひりゅう)という麻雀で有名な父親の娘なのですが、真白が小さい時に父親が麻雀の旅に出て行ってしまい、実家のお風呂屋で健気に働くピュアな少女です。最初は麻雀を知らなくて、「麻雀って何ですか?」みたいなキャラクターなのですが、お風呂に入るとすごく強くなって、目力だったり口調が荒々しくなったりするので、そのギャップが魅力だなと思います。

――劇中で、真白と一緒に旅に出ることになる奥山かずささんの印象は?

 奥山さんは、グラビア雑誌などでよく拝見していたので、誌面で見る限りでは、ストイックで厳しい方なのかなという印象があったのですが、実際にお会いしたら、すごく優しくて。いい意味で「漢」みたいな性格の方で、本当にお姉ちゃんみたいに思っていました。

――お姉さん的な存在の奥山さんから、何かアドバイスはもらいましたか。

 はい、奥山さんは教員免許を持っていて、私よりも理解力や吸収力があるので、私が台本を見ても理解できない麻雀の専門用語やルールを教えてもらいました。グラビアの面では、雑誌の撮影があるからロケ弁でもこれは食べないようにしようとか、食事に気を付けていらっしゃったので、そういうところを見習いたいなと思いました。

――主演2人の入浴シーンも見どころになっていますが、お色気シーンを演じたときのエピソードは?

 入浴シーンでは、敵対している極悪雀士の出歯亀たちが、葉っぱの陰からお風呂をのぞこうとするんですね。そのときに、奥山さんが出歯亀に桶をバーンッと投げつけるシーンがあって、それを何十回も撮影したのが大変でした。熱い温泉に浸かっているとのぼせてしまうので、温泉の湯を抜いて水を足したり、長時間入ってもいいように調整したりしました。



――撮影でいろいろな温泉地にロケに行かれたそうですが、お気に入りの温泉地はありましたか。

 はい、石和温泉がすごく良くて、普通に撮影じゃなくて、ゆっくりとプライベートでも来たいなと思いました。

――もともと温泉やお風呂は好きな方ですか。

 この作品に出会うまでは、長風呂が大嫌いで、お風呂に入ること自体が、小さい頃からあまり好きじゃなかったのですが、今回の撮影で、末端冷え性が改善されたので、やっぱりお風呂に浸かるべきなんだなと思って。いろいろな温泉地やお風呂を巡ってみたいなと、すごく興味がわきました。

――劇中で、ご自身が頑張ったなというシーンや、注目してもらいたいポイントは?

 真白は、普段ぼけっとしていておバカキャラなんですけれど、温泉に入るとすごく麻雀が強くなって、頭が冴えて豹変するので、その二面性を声や髪型を変えて演じ分けているところに注目して欲しいです。頑張ったところは、台本を読んでも「チョンボ」とか「聴牌」とか麻雀のことが全く分からなかったところから、漫画の解説本を読んだり、スタッフさん達と麻雀をやったりして、とても頑張って麻雀を覚えたので、その成果を見ていただきたいです。

――改めて、作品の見どころを教えてください。

 最初は、真白は自分の父親が極悪雀士に囚われているということを知らなくて、父親が勝手に家を出て行ってしまったから嫌い! と思っていたのですが、チー子さんと一緒に旅をすることになって、敵の麻雀チームを倒していく中で、お色気シーンもありつつ、友情や家族愛みたいなものも見えてくるので、そこが見どころだと思います。

――同作のほかにも、ドラマやバラエティー、グラビア雑誌などで幅広く活躍されていますが、今後はどんなことに挑戦したいですか。

 「麻雀宝湯記」で初主演をさせていただいたり、先月、最終回になったドラマParavi「にぶんのいち夫婦」(テレビ東京)にも出演させていただいたので、これからも映像や映画で主演ができるように頑張りたいです。ホラー映画の主人公で血まみれの少女になったり、映画『貞子』みたいに、いきなり豹変する二面性があるキャラクターを演じてみたいです。



――ドラマ「にぶんのいち夫婦」では、比嘉愛実さんが演じる主人公の不倫相手の男性に恋をする役どころで、人生初のラブシーンにも挑戦されていましたね。

 はい、撮影時はもう心臓がバクバクで、今まで味わったことがないくらいの緊張感でした。女性が受け身のラブシーンではなくて、自分から積極的に相手役の方にアピールをしていかないといけなかったので、どうやったら誘惑できるのかなと考えて、洋画のラブシーンを検索して見たり。当日は現場で教えていただきながら演じたのですが、本当に今思い出すだけでも緊張します。

――体当たりでラブシーンを経験されて、女優として一皮むけたな、成長できたなという感覚はありますか。

 とてもあります。たくさんの方が見る地上波のドラマでラブシーンを経験できて、自分の中でやっと演じられたという解放感と、きちんとやり遂げることができたという達成感がありましたし、撮影が終わったときに、監督さんやスタッフさんに「また共演しましょう」と言ってもらえたことも、嬉しかったです。

――プライベートのおうち時間は、どのようなことをして過ごしていますか。

 最近、虫の動画を見るのが好きです。私は小学生の頃に飼育係をしていて、ウサギ小屋を掃除するときに虫が出てきたのですが、そこから虫に対する恐怖心がなくなったので、YouTuberの方が虫を紹介している変わった動画を見ています。

――最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。

 こういう世の中で、「劇団4ドル50セント」の舞台もなかなか開催できず、皆さんと会える機会が減ってしまっていますが、「麻雀宝湯記」が配信されているので、おうち時間に見て、少しでも私に会えた気分になってくれたら嬉しいです。私も頑張るので、応援よろしくお願いします。

■作品情報…オリジナルドラマ「麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇」は、dTV、U-NEXT、東映特撮ファンクラブで見放題配信中。
《小宮山あきの》
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